双子の力〜光〜

216話〜セレディは・・・・〜 ページ12

翌日の学園から寮に帰る途中

ア「姉さん。一緒に来てくれてありがとう」

あ「せんべいばっかり食べてたら太るよ？」

久しぶりに私たち双子は一緒に買い物をしたり

スワローでパフェを食べてきました

アラタは帰りに駄菓子屋でせんべいを買って

今、食べてる最中です

セ「瀬名アラタ。そして、瀬名A」

声をした方を見るとセレディが目の前に立っていた

ア「セレディ、・・・・先生」

あ「私たちに何か用ですか？」

私は、アラタを後ろに移動させた

セ「そう警戒しないでください。君たちを待っていました」

セレディはそう言いながら少し歩み寄ってきた

セ「少し話がしたいだけです。君たちはもっと自分の力を活かすべきです。オーバーロードと能力のことです。それが、どんなにすばらしい力なのか君たちはいまだにわかっていないようですね。それらの力には人類の未来を劇的に変える力があります。そしてその力を使うことは覚醒した者の宿命です。私のもとに来なさい。正しい未来を目指す同志として」

セレディがアラタを見たような気がした

でも、アラタはアラタでさっきを立てているから大丈夫だとは思うけど

ア「断る！！！誰が人殺しの言いなりになるもんか！！」

あ「アラタ・・・・・・・」

成長したね・・・・・・

私は心の中でそう思った

そりゃぁ、４年もたったら当たり前か・・・・・・・・

セ「そう、残念です」

セレディは背中を向けると少し動きだし

また足を止めてこう言った

セ「もうすぐ全てが変わります。新しい世界に生まれ変わるのです。私たち“ワールドセイバー”の手によって」

やっぱり、こいつらはワールドセイバーだったんだ・・・・・・・

私は思いっきりそいつを睨みつけた

ユ「アラタ〜！A〜！」

ユノが私たちの名前を言った時に振り向いた一瞬だった

目線を元に戻すとセレディの姿は無かった・・・・・・・・・・・・・・・・

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