04松野ファミリー ページ5
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おそ松を強敵と仮定してすぐのこと。
パンッという銃声と共に私を目がけて___いや、正確には私の右肩を目がけて撃たれた銃弾をかわす。
「俺の弾をかわしたのか。やるじゃねえか」
青いシャツを見にまとった、サングラスをつけた男がAをみながらそういった。
「余裕だけど?」
「じゃあ、これはどうだ」
青いシャツを着た男が指を鳴らした瞬間、物陰に隠れていた四人の男がAの頭に一斉に銃を突きつけた。
Aは松野ファミリーが"六つ子"だったことをすっかり忘れていたため青いシャツの男のことだけしか気にしていなかったのだ。
しまった、と思ったがそこまで大したことではない。
何故なら、脳や心臓に弾を食らわなければ少なくとも"Aは"生きてられるからだ。
そんなとき、赤いシャツの男が前からやって来た。
「__どうよ?
俺ら松野ファミリーは。
まあ、今さら命乞いしたって最後には始末するけどな」
「その声___松野おそ松
それから、何。命乞い?
バッカじゃないの、するわけないじゃん」
5人に男に銃を突きつけられているのにも関わらず、落ち着いた声で話す。
バカにされた5人はさらに銃を突きつける手に力をこめた。
「おいおい、挑発はよせよ〜
コイツら、カッとして撃っちまうぜ?」
「撃ちたいなら撃てば?」
「このッ・・・」
「おい、チョロ松。早まるな
まだ撃つときじゃねーよ」
チョロ松と呼ばれた緑のシャツを着た男はブツブツ言いながらもおそ松の命令に従い引き金に掛けようとしていた指を戻した。
そんなとき、青いシャツの男の体にレーザーポイントがうつる。
それに気づいたのか、Aの左から銃を突きつけていた桃色のシャツの男か咄嗟に青いシャツの男を庇った。
パンッという銃声と共に桃色のシャツの男は倒れた。
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しゅーか - なんか似たような小説あるよね〜。 (2020年2月2日 16時) (レス) id: 769570c12c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ましゅる | 作成日時:2016年4月29日 22時