29白いシャツ ページ30
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ヤバイ。
チョロ松は混乱する頭の中、考える。
「(周りの人はきっと僕以上に大混乱。
ここで抵抗したら、周りにも危害が・・・暴れても全員倒せず殺されるしな・・・
てか、なんで僕なんだよ!!
おそ松兄さんとかカラ松兄さんが捕まった方がソッコー逃げれるのに!!
ああああ、やっぱり一発打たれるしかねーのかよ!)」
チョロ松は思考を止めずに、周りを見てみると驚いた表情のトド松、泣きわめく子供。
必死に平常心を保っている大人たちがいる。
何か、この状況を打破する策はないのか。
「なんとも言わねーな!
恐怖で怯えてんのか?あ?」
「・・・・・・」
「ったく、面白くねーガキだぜ。殺せ」
ボスがチョロ松の首根っこを掴み、自分の前に突き出している間に部下は銃を構える。
自分で殺すことも出来ないのか。
でも、そんな奴らに抵抗できない自分が悔しい。
チョロ松はそう思いながらも、撃たれる覚悟を決めた。
「チョロ松兄さん!!」
「トド・・・」
「ほう、兄弟か。
あとでアイツも殺せ」
「ッ!!」
銃を持った奴が、引き金に手をかける。
撃たれる衝撃に耐えるため、チョロ松は目を瞑った。
_____が、そんな時。
「ガハッ!」
銃を構えていた奴が倒れた。
そして、それを見た他の仲間が銃を構えるも1人の人物によって全員倒された。
速い。
とてつもなく速く、無駄のない動きで倒していった人物はボスの目の前で止まった。
「あーあ、ごめんね?
部下たち全員気絶させちゃった
次はアンタね。
民間人に手を出すなんて、クズにもほどがある」
白いシャツを身に纏った少女が喋り、ボスが答える時には既にボスは倒れていた_____。
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しゅーか - なんか似たような小説あるよね〜。 (2020年2月2日 16時) (レス) id: 769570c12c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ましゅる | 作成日時:2016年4月29日 22時