26ショーケース ページ27
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それからというもの、とりあえずA用の白いスマホを契約。
そのあと、三つのグループに分かれ、カラ松・十四松が布団など生活用品を、トド松・チョロ松が普段の私服を、おそ松・一松はAを連れて歩くことになった。
「Aー、次どこ行く?」
「さっき一通りまわったし、好きなところ行っていいよ」
「じゃあ、俺本屋行って来ていい?」
「あー、俺も」
「うん、じゃあ私外で待ってる」
本屋は少し離れているが、見える位置にある。
少しの間、小走りで本屋へ向かった、おそ松と一松の後ろ姿を見ていたが店内に入り見えなくなってしまったため、Aも一人で付近を散策することにした。
ふらり、ふらりと歩いていると、とある雑貨店に目を奪われた。
正確に言えば、ショーケースの中に入っていた"モノ"にだ。
「綺麗・・・」
ショーケースに飾ってあったのは、ビーズブレスレット。
色は、赤、青、緑、紫、黄、桃、白の丁度7色ある。
・・・服こそは持ってこなかったものの、お金はポケットに何万か入っているので、お金には困っていない。
買うかどうか迷ったけど、色々買ってもらったからお礼に、と思って7つのブレスレットを購入した。
初めての買い物に戸惑いながらも、綺麗に一つずつラッピングをしてもらった。
良いものが買えた喜びでAは上機嫌だ。
そんなとき、買い物を終えたおそ松、一松と合流する。
「なんかいいことあった?」
「別に」
「あっただろ〜、この・・・」
ドォオオン。
と、思ったのも束の間、物凄い爆発音が耳を劈いた。
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しゅーか - なんか似たような小説あるよね〜。 (2020年2月2日 16時) (レス) id: 769570c12c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ましゅる | 作成日時:2016年4月29日 22時