【おそ松さん】マフィア界の死神I【マフィア松】 (ページ12)

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11男だと思ってたページ12

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「･･･男、だと思ってた」

「僕も。
でも、思ってみれば死神って言われるわりにかなり小柄だよね～」

「多分、身体能力が優れてて頭がキレるやつなんだろ。

それより、兄貴お前･･･触ったのか？」

ゴクリ、全員が唾を飲む音が聞こえた。

はたから見たら、というかマフィアから見たら本当に下らない話だがおそ松たちにはかなり重要なことである。

今は、マフィアという仕事をしているが六つ子は学生時代、彼女が誰一人出来たことない。

よって、まず女子を抱き上げる行為すら初めてなのだ。

「別に狙ってたわけじゃなくてさ～、
ほんとにたまたま･･･

ハイ、すみません柔らかかったです！！」

「死ね！クソ長男」

「僕以上のクズだよね」

罵声を浴びせられるおそ松だったが、青いシャツの男に早くしないと起きるぞ、と言われ暴力行為には持ちこまれなかった。

それから数分後、Aと3人の男は、地下にある部屋へと入り、鎖がついた手錠らしきものの前で止まった。

そして、おそ松は抱き上げているAの手を器用に手錠をはめる。

「これで完了＿＿＿＿。

あ、マスクも取っちゃお～」

その言葉と共におそ松はAの口を覆っている黒い布へと手をかけた。

そして、そのまま黒い布を下へとずらす。

そして、露になった顔を見ておそ松たちは息が止まった。

何せ、赤目の死神はとても美しく端正な顔つきだったからである。

「まって、めっちゃ可愛い」

「なんかすぐ殺すの惜しくなってきたわー」

「また、変なこと考えてるでしょ」

しばらくAの顔を眺めていたが、監視役を一人つくり他の人はもといた場所に戻った。