思春期ってめんどくさい。【Stpr】

きっと恋だった。 ページ49

あなたside









『んん…』









目が覚めると知らない天井と暖かい右手の感覚があった


ここどこだろ。


右手をみると誰かの手に包まれていた


安心する









こ「わっ、起きたの…//」


『うん。ありがと』


こ「てかなんで手繋いでんの」


『ころんからでしょ？w』


こ「ち、ちがうよ！」









真っ赤にしながら否定する


子供みたい。









『ころんがここまで連れてきてくれたの？』


こ「ああ……それはさとみ先生が」


『うそ、私のことを？』


こ「うん」








なんで？


1人の生徒だから？


思わせぶりだよ、先生。









こ「あ、僕先生呼んでくる」


『え…』









保健室を出ていった









程なくして保健室を扉が開く









さ「起きたか」


『…はい、すみませんでした』


さ「ほんとだ。きついなら自分で保健室に来い」


『先生が私のこと会いたくないって』


さ「…そうだったな。すまない。きつい時は来い」


『…はい』









別人みたいに冷たい


先生…誰なんですか。









なんなら、嫌いって言ってください


忘れさせてください


今もドキってするこの心も


赤く火照るこの顔も









忘れさせてよ


先生以外を見れないから。

かっこよすぎ→←勝てるわけないじゃん

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