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ANOTHER3 ページ3
あたしの自己紹介にクラスがドッと沸き起こった
「あははっ久遠寺さいっこう！」
「今度マカロン貢いでやんよー」
そんな声が口々に上がる所を見ればまぁ、上々でしょ
『おぉー！サンクス♪愛してるぅ』
それから暫く笑い声が止むことはなかった
それから、休み時間には沢山の人がよって来る
「ねね？どこ中なの？」
「光那ちゃんって呼んでいい？」
「あっあたしノエルよろしくー」
あたしは笑顔を絶やすことなくそれに返事を返す
特別、親しい子を作るでもなく1人になることもなくそんな日々を過ごしていた
そんな平穏な日々はいつまでも続きはしないのに
この時のあたしはそんな日々が続くと思い込んでいた
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作者名：緋泣 | 作成日時：2015年2月11日 22時
