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5病気なのか? ページ6

ごめんなさい!
久しぶりの更新です
しばらくテストあるのでなかなか更新できません泣
12月からはどしどし更新していきたいと思います!

−−−−−−−−−−−−−−−−−−

上杉くんが口を開きこう言った。
それはとても重々しい口調だった。


「この世界ってほんとに現実っぽく見えるだろ?」


うん。確かに。まるで今までの生活がなかったように。
この生活があたかもあったかのように世界が存在している。


「だからさ、これって精神病かなんかなのかと思ったんだ。それで幻覚でこの世界を見てると。」


え???
私達が精神病?そんなわけないと私は思った。


「でもいくらなんでも矛盾が多すぎるんだ。
まず精神病になる原因ってなんだと思う?立花。」


急に上杉くんからの質問に私はおどろいた。


「んー。ストレスとか疲労とかかな。」


大体そういうのでうつ病になったりするってよく聞くしね。


「そうだ。あとは飲酒とか喫煙でも起きる。
まぁでも俺たちに当てはまる原因としては前者だろう。
まぁよっぽどのストレスとかがないと精神病にならないわけだが。まぁ仮に俺たちに極度のストレスがあったとしよう。
しかし、ここであるおかしいことが起きる。それは複数の人間が同じ精神病にかかり幻覚を見ていることだ。こんなの聞いたことないし、まずありえないだろう。まぁ、複数に催眠術をかけたなら考えられるがそれはないだろう。」


そして上杉くんは眼鏡を押し上げて言った。


「だから俺はこれは非科学的なにかが関係しているんだとおもうんだ。」

「待って。上杉。どういうこと非科学的ななにかって。」


上杉くんの結論に小塚くんは突っかかった。
でも上杉くんが非科学的なんて言うのはおかしい。
彼は数学のエキスパート。
どう考えても科学的に証明されたものしか信じないのに。


「小塚。俺だってこんなこと思いたくない。でも他に考えられないんだ。」


本当に不思議な世界にきてしまったものだ。

その日は結局この世界の謎について新たな情報を得ることがなかった。
小塚くんも上杉くんもそれぞれの家というかお屋敷に帰っていった。

外は暗くなり星が輝いていた。
今までまともに星空を見てきたわけでもないのに懐かしくさえ感じた。

輝きがまぶしいほどだった。

6絵のこと→←4作り笑顔?



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book - とても面白く、続きが気になるのですが、 29の、復讐の神の神の字、多分違うと思います。 (2019年11月23日 11時) (レス) id: cbda76f83d (このIDを非表示/違反報告)
ユキノ - 読むの2回目です!これからも無理しない程度に頑張ってください! (2019年1月19日 11時) (レス) id: 65a20c4621 (このIDを非表示/違反報告)
ミミー(プロフ) - エマさん» ありがとうございます!ちょっと、訳あって別の占ツクのページに続きを書いていますので、よかったら読んでください! (2018年1月4日 22時) (レス) id: bbb2e2ea41 (このIDを非表示/違反報告)
エマ(プロフ) - 読んでてすごく楽しくなります!無理しない程度に更新頑張って下さいね☆ (2017年12月15日 20時) (レス) id: aa404fb773 (このIDを非表示/違反報告)
ミミー(プロフ) - 彩華さん» わわわ!ありがとうございます!更新遅くて申し訳ないです、、、これからもぜひ見てください。 (2017年7月7日 0時) (レス) id: d354405d1c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミミー | 作成日時:2016年11月13日 20時

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