完全異世界トリップ ページ5
A『…ん、んん?』
目が覚めると真っ暗で狭い空間に閉じ込められていた。手で押しても開きそうにない身動きもとれない
仕方なく力技で思いっきり殴ってみた。
A『うわぁっ?!』
思ってたよりすんなり開いた!!辺りを見渡してみるとふわふわと謎の棺桶が浮いていた
え、何?私死んだ感じ?でも確か彼奴違う世界に飛ばされるって言ってたような…じゃあここは元の世界とは違う世界なのか?
そう思考を巡らせていると大きな声がした
???「えーー!なんと!まだ居たんですか?!」A『うおっ吃驚したぁ…森さん?(ボソ)』
扉が開いた音がしたと思えば森さんの声にそっくりな仮面をつけた男の人がツカツカと急ぎ足で此方に歩いてきた。
???「その服装…まさか貴方も異世界から来たとか言うんじゃないんでしょうね?」
A『そのまさかですよ、異世界から来たっぽいです』
こんな手違いが多く起きるなんて…と何やらブツブツと言い出した。面倒臭いので聞き流しているがとりあえず名前を聞いてみよう
A『あの〜名前聞いてもいいですか?』
???「ハッ!!私とした事かッ申し遅れました私ここの学園の学園長を務めているディア・クロウリーと言います。貴方は?」A『宮下Aと言います』
外国の名前?色々と不思議だなと思っていると流石に帰るところもない無一文で保護者とも連絡がつかない人を放っておけないとの事で寝泊まりできるぐらいの寮に案内してくれるらしい。少し古いけど、趣のある建物だと。やったね!とりあえずこれで生きていける…
クロウリー「貴方がいた世界はどのようなものなのか聞いても宜しいですか?」
A『あー!大丈夫ですよでは話しますね』
要所要所に説明を足しながら異能力のこと異能力者のこと自分がどのようなところで働いていたかということなどを教えた。(ちなみに過去のことは話してないよ面倒臭いからね)というか私学生ってことよね?さっきちらっと鏡があるところを通りかかったけど16歳程になっていたのだ
クロウリー「ふむ、魔法とはまた違うものですか」A『魔法?!魔法使えるんですか?!』クロウリー「はい!此方では学校もあるくらい馴染んでいるんですよ?」
そう話しているとオンボロな寮に着いた
A『確かになかなか趣のある建物ですね…』
クロウリー「そうでしょうそうでしょう。あ、あと君の他にもう1人同じような子がここの寮に居るので仲良くするんですよ?」
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作者名:仮眠 | 作成日時:2023年1月14日 11時