【イナGO】stay foolish 番外編 2

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『どうしよう、密室になっちゃった』







"｢僕もAと2人で密室で過ごしたかった。｣"






"｢解説変えてくれ｣"









｢まあ、気長に待とうぜ、どうせ誰かしらもうすぐ来るだろ｣





『でも、校長先生は遅くまで残っちゃダメって言ってたよ。』






｢そ、そそそんなの気にすんなって｣





狩屋がそう苦笑しながら言った時、突如電球がチカチカとしだした








｢お、おいちょっと待ってなんでチカチカしてんだよ｣







"｢狩屋めっちゃ動揺してるじゃーん！｣"





明らかに噂の話を怖がり椅子から立ち上がって動揺する狩屋を見て、信助が笑っていた






その後も電球は何度もチカチカと繰り返し、とうとうバッと電気が消えてしまった







｢おっ、おい！消えたぞ！Aどこだよ！｣




『マサキ落ち着いて。』






急に電気が消えたことに驚き、暗闇の中手探りでAを探す狩屋








たまたま近くにいたAは優しく狩屋の手を掴んでそう言った








『噂の通りになってきたね…』








"｢うぅ……これでもまだAは冷静か…｣"




"｢Aちゃん手強いね｣"






｢お前怖くねえのかよ…｣






『別に…』








電気がつき、2人が少しほっとした頃、今度は前のモニターに異変があった







もともと電源すらついてなかったモニターが砂嵐を流すようになったのだ







｢おい…、あれやべえって…、絶対来るって、きっと来るって……！｣







『マサキお願いだから落ちついて。』








その後も机の上にあったペンが落ちたり、ボールが勝手に転がったりと、手の込んだ怪奇現象を起こしたが、ただただ狩屋がビビり、それをAが落ち着かせるという地獄絵図が出来上がっていた















"｢松風君の言ってた通り、立華さん全然驚かないですね…｣"







"｢ここからもっと怖くなるはずなのに、俺自信なくなってきたよ…｣"

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