本当の愛を教えてやる【ツイステ】

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「…着いたのはいいんだけど」


グリムを押し切ってディアソムニア寮に来た
…のはいいんだけど肝心の先輩がいない


「おや？お主、ここにいるとは随分珍しいのぅ」


「リリア先輩…あ、ちょうどよかった！
マレウス先輩どこにいるか知りませんか？」


リリア先輩…相変わらず可愛いなぁ…癒される


「マレウス…？部屋にでもいるんじゃないか？
わしが案内をしよう。着いてくるといい」


「わ、ありがとうございます！」


リリア先輩について行き先輩の部屋の前まで
案内してくれた


「ほれ。着いたぞ」


「ここまでありがとうございました！」


「お礼はいらん。じゃあわしはここまでじゃな」


そう言って瞬く間に消えていった


本当に先輩部屋にいるのかな…ていうか謎に
緊張する。


「一か八か！」


コンコンとノックをすると中から「入れ」の
声が聞こえドアノブを回した


「…先輩、部屋なら初めに「こちらに来い」
いやまだ話してるんですけど」


仕方なく先輩がいる方に足を運ぶ
先輩の前に立ち目と目が合う


「…どうしたらお前は僕のモノになってくれる」


顎を掴まれ固定される


「ちょ、先輩…っ」


「みな僕には近づかない。だけどお前だけは
違った。笑って接して僕と話してくれる」


逃げようにも腰に手があって逃げれない


「お前は僕から逃げようとしない。だから
お前を手放すのは惜しいんだ」


「は、離して…！」


いくら何でもこの状況はやばい。何とかして
逃げないと…大変なことが起こる気がする

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