前世の恋人はどうやら重いようで【鬼滅の刃】

次はお前の番だ ページ6

我妻side


少しイチャついた後、Aを家まで送った
自分の家の方向に行かずある場所へ向かう


我「…何？いきなり呼び出して…まぁ俺も
話したいことあったからいいけど、なぁ？」


我「″炭治郎″」


目の前で何とも言えない複雑な表情を浮かべ
ている炭治郎


竈「…まさか、善逸まで記憶があるなんてな…」


我「まぁ、お互い記憶あるし、それに見た目も
変わらないし…って、炭治郎。」


竈「ん？何だ？」


我「呼び出したのってAのことでしょ？」


そう言うと炭治郎が黙る。まぁ図星かだって…


我「まぁ、前世はAと炭治郎は恋仲
だったもんね」


そう。前世はAと炭治郎は恋仲だった


竈「…っ」


我「なぁ炭治郎」


竈「…何だ」


我「Aのこと、まだ好き？」


竈「あぁ…好きだ。前世と変わらずにな」


…やっぱりなぁ。炭治郎は昔からそうだ
だけどもう前世の俺ほど優しくないよ、炭治郎


我「前世は炭治郎に譲ったんだ…今世くらい
俺に譲ってくれよ。それにAは炭治郎じゃ
なく俺だけを見てる！」


竈「そんなことぐらいわかってる！！」


そんな泣きそうな顔してさ。今の俺は昔ほど
優しくなんかないし助けもしない


我「俺だって前世からずっとAのことが
好きだったんだ！我慢してたんだよずっと！
だから炭治郎！…次はお前が我慢をする番だ」


そう言い残してその場を去った


…あ、炭治郎の音。崩れていく音がしてるなぁ

奪い返せばいいんだな→←幸せだなぁ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す