宇髄先生の愛が重すぎた【キメツ学園】

なんで知ってるの ページ29

貴「す、すみません…遅れました…！」


煉「む？綴森が遅れるなんて珍しいな！！
まあいい！席に座れ！！」


貴「は、はい…」


結局授業が始まっても離してもらえず
授業に遅れた


我「Aが授業に遅れるなんて珍しいね」


貴「あ…まぁ、色々とね…っ」


極力善逸の顔を見ずに一言話した
授業の用意を終えると同時に善逸が小さな紙を
渡してきた


中身を見ると


″遅れたのって、宇髄先生のせいだろ″


貴「…っ」


善逸は付き合ってることを知ってる
嘘をつけないなと思い返事を書いた


″そうだけど…″


そう書いて善逸に渡した…と思ったらすぐに
紙が返ってきた


え、早すぎない？いつ書いたの？…まぁいいか
と思いながら渡された紙を見ると目を見開いた


″さっきまで随分楽しそうだったね″


バッと顔を上げる。善逸は頬杖をつきながら
私の方をじっと見ていた


″何のこと？″


バレたくない一心で嘘をついて渡した


しばらくして紙と共に1枚の少し大きめの紙と
共に返ってきた


″嘘ついたって無駄。見てたからね″


ゾッとなり、恐る恐るもう1つの紙を見た


貴「…っひ」


そこに写っていたのは私と宇髄先生が
行為を致してる真っ最中の写真だった

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