宇髄先生の愛が重すぎた【キメツ学園】

普通ってなんだろ ページ28

智「あれ、A？お弁当持ってどこ行くの〜？」


貴「え？あ、ごめん智夏。今日は違う人と
食べるね…っ」


天元のことは言えない。言ったら智夏までに
迷惑かけちゃう


智「おっけー！」


ごめんね智夏


そんな気持ちを押し込んで美術室に向かった


ガラッ


もちろん中には天元ただ1人だけ


宇「お、来たな。じゃあ飯でも食おうぜ」


貴「…うん」


天元の横に座りお弁当を広げて1口食べる
ちなみにお弁当は天元手作り


貴「えっ…天元、何これ」


中には美味しそうなおかず達


宇「何これって…不味かったか？」


貴「そ、そうじゃなくて！むしろ美味しすぎて
ビックリしてるんだよ！！」


天元ってこんなに料理上手かったんだ
なんか意外かも…


宇「お前がよければ毎日でも作ってやるよ」


そう言いながら頭を撫でられる


貴「え、いいの！？作って！！！」


気づけば天元とはさえない話で盛り上がった


貴「ご馳走様！！すっごく美味しかった！！」


宇「…んじゃ、次はデザートでも食うかな」


貴「デザート！？何それ！！」


そう言うと机に押し倒される


宇「デザートっつったらお前だろ…」


貴「え、ちょ、誰かに見られたら…っ！」


宇「安心しろよ、鍵はした」


さっきまでの光景が不意に頭を遮る


貴「っ、てんげん…っ」


さっきみたいなのがずっと続けばいいのにな…

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