お預け1 【ハイキュー】 (ページ11)

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リエーフ「た、ただいま」

アリス「おかえり！レヴォーチカ！」

心做しかいつもより素っ気なくしてしまう。

姉ちゃんも男の人と帰ったりするのかな

好きでもない人とーーー。

でも

関係、ないなんて言われたらそこまで。

ちらっと見たつもりが目が合う

アリス「どうしたの？悩み事？」

リエーフ「んげ？！いやそんなんじゃないよ

バレーだよ！！」

アリス「隠したってダメよ～、

なんでも分かるんだから」

リエーフ「何でも？」

アリス「だから話してみて？」

リエーフ「その、なんて言うか

好きが空回りして…云々」

自分が抱きついた汗で透けたのに

ほかの男がジャージを着せたこと、

研磨さんと、一緒に帰ってたこと

今日少しおかしかったけど、

抱きついてたこと

リエーフ「全部モヤモヤする！！！！」

アリス「好きなのね～笑」

重い口が開く

リエーフ「でも歳下の手のかかる後輩としか

思ってないから相手にされない

だから、

俺はッ

諦めない…！！！！！！！！」

アリス「レヴォーチカ…」

なんだか急にやる気が出てきた。

さっきまでの鬱憤はどこに行ったんだろう。

ムカついてたのは

研磨さんでも

夜久さんでもなくて

意気地なしの俺なんだって

明日の俺をもっと見てほしい。

もっと、もっとーー。