【Fate stay night】ずっと前から

英霊 エミヤ ページ23

貴｢夢で...みた。。。何故私のサーヴァントじゃない...あなたを夢を見るのか分からない。。。けどこれはきっと貴方の過去。｣



エミヤ｢、、、知られては仕方がない、、、俺は衛宮士郎がこの先たどる人物であろう...エミヤだ。｣



貴｢貴方は...衛宮くんを、殺しに来たの？｣



エミヤ｢そうだ。あいつの考えは間違っている。｣



貴｢殺す...殺したとしても意味は無いと思う。この世界、、、パラレルワールドって知ってるでしょ？貴方はひとりじゃない。貴方は衛宮士郎が違う"もしも"を選択をした衛宮士郎。｣


エミヤ｢それなら、全ての衛宮士郎を殺すまでだ。｣



貴｢、、、貴方の辛い過去は見た...変えたい気持ちも分からなくはない。だってとても辛い思いをしたのだから、、、だけど過去を、変えるなんて、、、してはいけない｣



エミヤ｢君に何がわかるのだね？｣


貴｢私には、あなたの苦しさは分からない。だけど...理解をしようとは出来る。｣


エミヤ｢馬鹿馬鹿しいにも程があるな。｣


貴｢貴方の正義の在り方は、とても叶えられることじゃない。ただの甘ったれた理想。だけど貴方は...その理想が...その想いが...美しいと思ったんじゃないの？｣



エミヤ｢ｯｯｯ...｣



貴｢その理想...その想いは理解されなくても...私は美しいと思うよ？だって...正義の味方って、とってもかっこいい...みんなを助けたいって、、、とっても素晴らしい。｣



エミヤ｢...だが、その結果...俺は殺戮者と同じような事を成し遂げた。殺して...殺して、、、それが正義の味方と言えるか？馬鹿馬鹿しいにもほどがある。だが俺はそれを信じ続けた。だがそれがこの始末。｣



貴｢私の考えはおかしいかもしれない。。。。



貴方は本当に正義の味方じゃないと思ってるの？貴方に救われた人はいるんじゃない？正義の味方ってのは...どこかで真っ黒な物がある。そう全て助けることなんてできない。...けど、、、あなたを正義の味方と思った人はいるんじゃない？｣

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