場地圭介 ページ5
圭「おい、佐野!ちょっと組手しろよ!!」
万次郎に勇猛果敢に挑もうとする圭介。
こいつ、筋は良いけど馬鹿だな〜。今のこいつでは万次郎はもちろん私にだって瞬殺される。
まぁ、そんなところが気に入ってるんだけどねぇ。
万次郎はというとめっちゃ嫌そうな顔をしていた。
万「やだよ・・・汗かきたくねぇもん。」
圭「何でだよ!!・・・京、だっけ?お前は?」
「やだ。めんどくせぇし。」
勝っても何か手に入れられる訳じゃねぇし、勝負の結果は目に見えてるし。
私、無駄な事はやらねー主義なんだよねぇー。
圭「お前ら、なんで道場に来てんだよ!!」
ごもっともなご意見。
残念。ちゃんと理由があるからさ。
万「俺の凄さを見せつけて目立ちたいから。」
「万次郎の手伝いすれば小遣い稼げるから。」
圭「お前ら・・・いい性格の悪さしてるぜ・・・。」
拗ねたのかそっぽを向く圭介。
そして、道場の入り口で隠れながら中の様子を伺っているエマに気がついた。
圭「・・・ところで、あの子誰?」
「よくぞ気付いた、圭介!!あの子は私のエンジェル兼妹、佐野エマだっぜぃ☆」
万「場地、こいつの言ってるころは全部無視しろ。アイツはエマ。俺の妹。」
「私の妹でもあるぜ?」
万「お前、もう話すな。ややこしくなる。」
圭介を見ると、目を回しながら私たち3人の顔を見比べていた。こいつイジり甲斐があるわ。
万次郎の話しを聞くと、知らなかった私もとってもびっくり!!
なんと万次郎とエマは母親が違うらしい。
圭「外人みてぇな名前だな。」
万「だろ?」
おいゴラ万次郎。おめーまだ懲りてねーのか?
圭介も圭介で万次郎と同じこと言ってんじゃねぇぞ。デリカシーをもっと覚えやがれ。
圭「俺、エドワードの「エド」!」
お、なんかカッケェ←
「んじゃ私、エリザベスの「ベス」!」
キマったああぁぁぁ!!
万「俺、マイケルの「マイキー」!」
圭「ディス イズ ア ペン!」
「アイ ライク マネー!」
万「アイ ハブ アン ウンコ!」
万、圭「「「オーマイガッ!!!」」」
3人で腹を抱えて笑った。笑いすぎて呼吸困難を起こすかと思った。
でも、
エ「・・・」
エマだけが笑っていない。
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作者 - コメントありがとうございます。更新、頑張ります。 (2022年7月20日 0時) (レス) @page44 id: db786199f7 (このIDを非表示/違反報告)
この作品にハマったものですZE☆ - マジで!マジで!マジ(( 面白かったです!更新待ってまーす♡ (2022年7月19日 17時) (レス) @page43 id: 2d1d3bdc6c (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2022年7月13日 20時