◆零壱 ページ2
「ふあぁーぁ……ねっむ」
私はリビングのソファに座った。するとフワッと眠気と共に欠伸が襲って来る。
昨日夜更かししたのがいけないかったかな?
まぁしょうがない!何たってぬら孫を全巻揃えたんだから!夜中の0時あたりから一気読み‼
んでも明日高校の入学式があるんだよねェ。
早く支度しなきゃ…
「………でも眠い…寝るか。」
ソファにゴロッと寝っ転がり、ギュ、とクッションを抱いた。
「ボソッ)おやすみなさい。」
それからすぐに意識はぷつんと切れた。
ーーーーーーーーーーーー
さぁぁぁ
私は風に吹かれながら、大きなお屋敷の前に立っていた。周りを見たところ、昼頃の山の中のお屋敷だ。それにしても……
「なんでこんな所に?夢?」
いや違う。私の夢はいつも風景が昔のテレビみたいに白黒で、音もしっかり聞こえない。何しろほっぺつねっても痛く無かったし。
「うぅーん?寝てる間に誘拐された?…は無いか。( ̄^ ̄)」
何故断言出来るかって?それはね………こんなブサイクを誘拐する奴なんて居ないから‼
「自分で悲しくなって来た(笑)。ぁれ?」
身体を包み込むようにして過ぎ去っていく風に煽られ髪が揺れ、視界の端に映り込む。
それと同時に今まで感じて居た違和感がおそってくる。
「……ダレ?」
黒だったはずの自分の髪は、見えている範囲では黒茶に。それに視界もだいぶ低くなっている。
服もどうやらジャージから赤いワンピースに変わっているようだ。
「え?え?え?シャレにならないんですけど!髪が染められてると思ったら何処ぞのバーロー探偵みたいにして幼児化⁈こんな事した奴見つけたら粛清決定!
…なこと言っても始まらないかぁ(・Д・)」
よっしゃ、切り替え切り替え!まず今の状況を整理しよう。
・ソファで昼寝をした筈が移動してここに居る
・髪の色が変わってる
・背も低く…と言うか幼児になっている
・服が変わっている
・これらをやった奴は変態の容疑で逮捕します よ!←
こんな感じか。
「なんっか持ち物なぁいかなぁ♪」
ガサゴソガサゴソ
これって側から見たら、屋敷の前で自分の服やらなんやら漁ってるおかしな奴だよね。
……(´・ω・`)
「おっ⁈スマホだぁ!」
服のポケットに手を突っ込むとスマホが有った。
「……は ?!もしかしてここって……」
〜〜〜〜〜〜〜
文字数ヤベェ
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千(プロフ) - 浅葱さん» どうもありがとう御座います!返信が遅くなってしまい、申し訳ありません。私、最近中学に入学したばかりなので、遅くなる事が度々あるとは思いますが、待っていて貰えると嬉しいです! (2017年4月7日 7時) (レス) id: c3a5a30d5d (このIDを非表示/違反報告)
浅葱 - 面白いです更新頑張って下さい (2017年3月31日 23時) (レス) id: d80fc865bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:聖千 | 作成日時:2017年3月28日 0時