【ヒプマイ】頑張る君達を応援したい！

彼女の気持ち ページ9

理｢そういえばAは何故イケブクロに？中王区は男性完全排除区だろう。そちらの方が安全ではないか？｣


銃｢確かに…向こうで仕事もしていたんですよね？態々安全地帯から出る必要は無かったのでは？｣



先の出来事から一変何とか落ち着きを取り戻した彼らは乱数、左馬刻、寂雷のそれぞれが持参した菓子折りを食している最中、萬屋ヤマダへのAの依頼が引越し作業と知り彼女にそんな疑問を問い掛けたのだ




寂｢女性からしたら1番住みやすいものね｣


『あ、それなんですけど私今の総理と法に反対派なんです。確かに住みやすい事この上ないですけど、このまま中王区に住んでたら感覚麻痺しそうで…』


左｢…へぇ｣


幻｢珍しいですね、今の時代じゃ女性からの支持は絶大なハズですが｣




Aの回答が意外だったのか幻太郎が続けざまに問い掛ける。




『うーん、そりゃ女性が生きやすい時代なのは有難いけど…代わりに男性の方々が大変じゃないですか。虐めみたいで好きじゃないんですそういうの。まあ皆さんからしたら自己満足の偽善者に過ぎないと思いますけど』


二｢いやそこまでは言ってねぇけど｣


『あはは。代わりに今テリトリーバトルがあるじゃないですか？あれもある意味争い事なんで複雑ですけど、勝負に勝ち続けていったらやっぱり目立つので世の女性方も嫌でも目に付くと思うんです』


寂｢うん、確かにそうだね｣



彼らは静かにAの話に耳を傾けた。








『だからチャンスかなって。バトルは男性の方がしてるって聞いて、だったら女性陣に男性を認めさせるいい機会だと思いまして…』







『まぁ、私がする訳じゃないんでアレなんですけど…ほら、私一応マイク持ってるから応援なら出来るかなって！なのでテリトリーバトルに出てるチームの応援をしようと思って』








『世の中の女性が認めたら総理だって認めない訳にはいかないだろうし…もしかしたら時代が変えられるかもしれないから』







｢｢｢｢｢｢｢｢｢っ！！！！！！！｣｣｣｣｣｣｣｣｣





『そーゆーわけで中王区を飛び出てきました。まぁどんなチームがあるか何故か向こうじゃ教えて貰えなかったんでまだ知らないんですけどね！！』ニコッ





｢｢｢｢｢｢｢｢｢！！！！？？？？｣｣｣｣｣｣｣｣｣







｢｢｢｢｢｢｢｢｢俺(っち)/私/僕らの事知らないのかよ(んだね)っ！！？？｣｣｣｣｣｣｣｣｣

本日初めて彼らの心が1つになった瞬間だった

みんなの名前→←誤解です

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