別にいい ページ4
ハンジとは食堂で別れて自室へと戻ってきた訳だが…
「書類が多い( ˙-˙ )」
昼までには終わらしたいなぁ。なんてことを考えながら椅子に座り一番上の書類に手をつけてる
カリカリカリ
ペンの音と紙のこすれる音しか聞こえない空間は嫌いじゃない
「これは…あの資料に入れておくか」
執務机の上にあった書類はだんだんと減っていき次の書類を手にした時ペンが止まった
「………これ、兵長のところの書類じゃん」
ヅ(((エルヴィンめ間違えたな!わざとか?!わざとなのか?!
私と兵長の仲が良くない事はいちばーんよく知ってるはずなのに!コノヤロー!
「…仕方ない。持って行くか」
一通り心の中で愚痴を呟いてから目的の部屋まで足を進める
途中、外からハンジの叫び声が聞こえたが聞かなかったことにしよう←
「今日も激しそうだな」
なんて、どうでもいい事ばかり呟いていたら兵士長室に着いていた
コンコンッ
「兵長、サラです。入室しても宜しいですか?」
リ「あぁ」
了承の声があったので部屋に入ると
ヒュン
「?!」
まぁ目の前にナイフ飛んできました
リ「おい。避けてんじゃねぇ」
「いや、避けます!危ないでしょう?!」
あ、ヤバ。
リ「あ?…チッ 要件はなんだ。さっさとしろ」
舌打ち?!私がしたいよ!
「私の所に兵長の書類が混ざってしまっていて…。それで、お持ちしました」
リ「そこ置いとけ。そんで、さっさと消えろ」
うへぇ。兵長も仕事が溜まってご立腹だ。それを私で晴らさないでほしいが…
そう思いながら指定された机に書類を置きドアノブに手をかける
リ「お前も調査兵団なんか辞めて内地で高みの見物でもしてた方がしょうに合ってるんじゃねぇか?」
なんて、嫌味っぽく言われドアノブを握った手に力が入る
「…そうですね。検討しときます」ニコッ
顔だけ兵長に向け作り笑いといつもの返答をしておく
パタン
そのまんま扉を閉めて来た道を戻った
「私だって帰れるなら帰りたいっ」
私が呟いた言葉は誰に届くこともなかった
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星桜(プロフ) - kinakoさん» ありがとうございます!読みづらくて申し訳ないですがもう少し駄作者ワールドにお付き合いくださいm(_ _)m (1月5日 16時) (レス) id: 97b6583699 (このIDを非表示/違反報告)
kinako(プロフ) - 面白かったです。周りとの関係の変化も色々と気になります‼ (1月5日 15時) (レス) @page43 id: 70f10019e9 (このIDを非表示/違反報告)
星桜(プロフ) - おにぎりさん» ありがとうございますm(_ _)mそう言っていただけて凄く嬉しいです! (12月19日 12時) (レス) id: 97b6583699 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり - 凄く好きです、、、!!流石にナイフ飛ばすのはいけませんよw兵長wこれからも楽しみにしてます (12月18日 21時) (レス) @page6 id: 4b0e14d64e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星桜 | 作成日時:2023年12月15日 22時