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行方不明5 ページ6

_No side_

A「♪〜〜♪〜♪〜〜」


楽しそうに歌っていて、零達には気づいていない様だった。ただ、明るい雰囲気の曲調なのに、歌詞は『二度とは帰らぬ君』『次の標的に置かれた花瓶、仕掛けたのは僕』等の不穏な空気を漂わせるもの。

だが大歓声が上がっている。歌声故か或いは。


数十分すると、ライブ開始時刻になった。そのタイミングで歌は止められ、ステージが始まる。


A「今日は『Deus』基俺のライブに来てくれてありがとう。改めてよろしくね。今日はオリジナル曲を1曲歌って終わりだけど、その後ここにいる人は握手会に参列できるから、最後まで一緒にいてね。

大変長らくおまたせしました、これより『管理人が皆様を楽園へと誘いますのでどうぞごゆっくり__堕落してください♡』」


色気のある声で言うと、また歓声が上がった。そして曲が始まる。ダンスは最小限に、歌声は最大限にしてパフォーマンスしている。その実力はプロ顔負けと言っても過言ではない。

歌い終わると、直ぐに握手会の場所に行って、1列目の人から順々に始まる。零達もそれに続くように着いて行った。


次あたりで零の番が来ようとしていた時に、それは起こる。

零の前の客がAに抱き着いたのだ。握手ではなく。周りの客たちがその者に殺意を向ける中、Aはその人を抱き締め頭を撫でた。


モブ男「え…いいの?Aくん」


A「はい。俺の為に時間割いてくれましたし、ライブ含め握手会や俺が参加してるヤツ大抵いてくれるじゃないですか。感謝の意、ってヤツですよ」


モブ男「あ、ありがとう…!」


A「ふふふっ…『俺に堕ちてくれて、ありがとう』」


また色気の含まれた声で、尚且つ耳元でそう囁くと男は顔を真っ赤にして去って行く。それにもAは笑顔で手を振って見送った。

そして前を向き、次の相手が零であると知ると、少し表情を曇らせて笑った。


A「初めましての方ですね。どうも、『朔間A』です。とても綺麗なお顔立ちをしてらっしゃいますね」


何処か他人行儀で、目も笑っていない。だが他のファンたちとすることは同じだ。手を前に差し出して話しかける。

零はその手を取ると俯きながら次のように言った。


零「…俺は、お前を過大評価してた。昔から…。お前なら大丈夫だと、寂しさもないと、……1人でも、大丈夫だと。」

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ルナ(自称天才☆)(プロフ) - わかりました!みてみますね! (2022年8月20日 14時) (レス) id: 2c52dd1a0d (このIDを非表示/違反報告)
死柄木朧(プロフ) - ルナ(自称天才☆)さん» 一応続編で夏目くん書いてみましたがご覧になられましたか?でしたら感想とか改善点をお願いします。夏目くんストーリーで見たことないので口調が…。ご協力お願いします (2022年8月19日 21時) (レス) id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(自称天才☆)(プロフ) - は〜い!ありがとございます! (2022年8月18日 21時) (レス) id: 2c52dd1a0d (このIDを非表示/違反報告)
死柄木朧(プロフ) - ルナ(自称天才☆)さん» リクエストありがとうございます!まだ出てないですね!ごめんなさい!続編で出させていただきます!また何かあったらどんどんリクエストなどください! (2022年8月18日 8時) (レス) id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(自称天才☆)(プロフ) - こちらこそありがとうございます!リクエストなんですけど、出てたかわかんないですけど...なんかとりあえず推しが夏目なのでswitchとの交流が見たいです!よければよろしくお願いします!長文失礼しました〜 (2022年8月18日 0時) (レス) id: 2c52dd1a0d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:匿名F | 作成日時:2022年8月2日 14時

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