行方不明11 ページ12
＿No side＿
そしてベッドから顔を上げると、ふらつく足取りの中机の上のものを回収し始めた。頬を伝うソレを拭うことなく回収しているので、すぐにソレは顎を伝い机の上のものを濡らす。
だがそんなこと見えていないように、お構い無しに支度し始める。
零「…A？」
A「……」
零はAに話し掛けるが、まるで聞こえていないようだ。すると下の階からインターホンの音がした。
多分両親か凛月が出て、玄関を開ける。すると、上まで響くうるさい声と、それを叱る声が聞こえた。
日和「Aー！支度できたよね！」
ジュン「おひいさんまだ早いでしょうよ。もう少し外で待ちましょうって…」
それは、日和とジュンの声だった。下で両親達が口論している声がまたする。その声までも、話している内容までもが正確に部屋に聞こえてきた。
朔間父「誰だ君達…。アレの知り合いか？」
日和「うんうん、まず自分の子供に
ジュン「Aさんが言ってたとおり、人扱い、家族扱いされてないっぽいですしね。こっちに来て損は無いでしょ」
凛月「…こっち？」
ジュン「あれ、さっきの……。ああ、家族だったんですか。それは気付きませんでした。弟がいるって言ってたし……貴方が弟さんっぽいっすね。どーも、漣ジュンです」
律儀に自己紹介するジュンに「知ってるけど…」と塩対応を返す凛月。日和と父は兎に角うるさい。凛月とジュンの声は耳を澄まさなければよく聞こえないと言うのに、日和と父……主に日和が声が大きいためうるさい。
凛月「で、こっちって何？玲明学園？に行かせるとかそういう話？」
ジュン「そうで「うんうん、君は物分りが良いみたいだね♪」話遮るのやめて貰っていいすかおひいさん」
ジュン「でも実際、Aさん結構拒んでくるんで、もしかしたら別のとこ行くかもしれませんけどねぇ〜。あの人隠し事ばっかりするから…俺らとしても苦労もんですよ」
日和「そうなの？知らなかったね。今すぐ聞きに行かないと。」
日和が階段を登ろうとすると、ジュンがその服の襟を掴んでとめた。
ジュン「まだ準備中でしょ…もう少し待ってください。……先に、この人たちに釘刺しきましょうよ」
最後の方はA立ちには聞こえなかったが、ジュンが気遣ってくれたのを聞いて、Aは片付けを急いだ。
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ルナ（自称天才☆）(プロフ) - わかりました！みてみますね！ (2022年8月20日 14時) (
レス) id: 2c52dd1a0d (このIDを非表示/違反報告)
死柄木朧(プロフ) - ルナ（自称天才☆）さん» 一応続編で夏目くん書いてみましたがご覧になられましたか？でしたら感想とか改善点をお願いします。夏目くんストーリーで見たことないので口調が…。ご協力お願いします (2022年8月19日 21時) (レス) id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
ルナ（自称天才☆）(プロフ) - は〜い！ありがとございます！ (2022年8月18日 21時) (レス) id: 2c52dd1a0d (このIDを非表示/違反報告)
死柄木朧(プロフ) - ルナ（自称天才☆）さん» リクエストありがとうございます！まだ出てないですね！ごめんなさい！続編で出させていただきます！また何かあったらどんどんリクエストなどください！ (2022年8月18日 8時) (レス) id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
ルナ（自称天才☆）(プロフ) - こちらこそありがとうございます！リクエストなんですけど、出てたかわかんないですけど...なんかとりあえず推しが夏目なのでswitchとの交流が見たいです！よければよろしくお願いします！長文失礼しました〜 (2022年8月18日 0時) (レス) id: 2c52dd1a0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：匿名F | 作成日時：2022年8月2日 14時
