【銀魂】吉原から出た遊女は距離感がわからない

33△▽男か女かわかんにゃい← ページ33

Aside

うわぁーいかにもって感じ←


暗くてお酒やタバコの匂いが充満する会場
物凄く頭に響く音楽。
それに群がって踊る男女。

潜入捜査でなければ絶対に踏み入れない場所だ。

まずはどう聞きこもうかなぁ。

とりあえずバーカウンターに座ってお酒を飲むフリでもして周りの客の話を聞くか。そんなに流行ってる薬なら誰かは話題にするだろ。

私は人が多めなバーカウンターに行き1人で座る。
お酒を頼むが飲むフリなだけで一切のまないでおく。

あとは、周りの声に集中するだけ

『あの、女かわいくね？1人なのかな…』

ちがう

『今なってる歌俺の知り合いがリミックスしたんだぜ…』
『へぇーすげぇな』

ちがう

『なぁ〜最近いい薬ねe「ねぇ。」』


「え？うゎぁっ！？」

ドサッ

急に近くにドアップで綺麗な人が話しかけてきたもんで驚いて椅子から転げ落ちてしまった←


「アッハハ、大丈夫？」

そういって手を伸ばしてくれる…彼？…彼女…？←

「男だヨ」

「え、なんでわかって…」

「声にでてたヨ。俺は神威。お前は？」


「あ、す、鈴屋Aです。」

威「へぇ〜Aちゃんか。いいネ。気に入ったヨ」

「へ？何言って…」

威「俺のとこに来てヨ」


「え、本当に何言ってるの？」←


威「んもぉ」

ひょい

急にお姫様抱っこされる。いや、捜査中。何急に気に入ったってなにが！？


隊「おい！貴様何者だ！」


威「へぇ〜幕府のヤツだったんだぁ。まぁ、関係ないけどネ」


ｶﾞｯｼｬｧﾝ




そういって私のことを見張ってくれてた隊士を吹き飛ばす

「ちょ、ちょっと！！」


威「ハイハイ。行こぉ行こぉ〜」


「何言ってんのよ！？無理に決まってるじゃない！！」


威「ん〜ちょっとシッ！」


ﾄﾝｯ


そこで私の記憶は途切れた

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