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第19の歌 ページ19

テ「いてて…酷い目にあった…」

「何一つ当たってないくせになに言うとんじゃ」

ロ「そんなことよりさぁ〜Aは〜僕らの家族になるんだよねぇ〜?」

「…ならないってば」

ロ「じゃあエクソシストの仲間…?」
ロード、顔は笑っているが目が本気だった
そして後ろにいるティキからも殺気が感じられた

「…エクソシストにもならない普通の人間として…」

テ「そんな強そうなメモリーもあるくせにか?」

「…強くないそれにたとえメモリーが強かったとしても私はどっちにもならない」

ロ「ふぅーん…なら無理矢理でもこっちに引き寄せるようにしないといけないってことだね」
ドスッ!!

「っ…!!」

ロ「僕のろうそく痛いでしょ?右の胸狙ったけど今度は左に刺そうか…」

「っ…卑怯…だ…こんな…あっ…!」ギュッ

テ「ほらこっちがわになるって言えよ」
うかつだった…私の心臓が彼の手の中でそして握りつぶされるのは時間の問題だった

「はっ…はっ…」

テ「振動が早いな…怖いのか?」
耳元でささやく彼の声に身体が震える、さらに心臓の振動まで早くなる、全て彼にバレているのかと思うとまた恐ろしく思えた…

「…わた…し…は」

ロ「お願い…家族になって…」

テ「A…」
寂しげなような彼らの声…そしていまだに優しく握られている彼の手むけられているろうそく…答えは一つしかなかった…

「…わかった…家族になる」

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作者名: | 作成日時:2017年6月1日 10時

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