隣の席の彼女は・・・【ハイキュー・国見 英】

８話 ページ9

目が覚めるとそこは保健室・・・

貴「んっ・・・」

国「目、覚めた？」

貴「あっ、英・・・」

ーキンッー

まただ・・・

何で英といるとこうなるんだろう。

国「A？聞いてる？」

貴「ん？何が？」

国「だから、部活。どうするか決めた？」

貴「まだなんだよ、どうしようかな・・・」

国「じゃあさ・・」

貴「ん？何？」

国「もし良かったら、バレー部のマネージャーしない？」

貴「あっ、じゃぁ・・・そうしよっかな・・・」

英といると起きるこの頭痛が怖い。

英・・・助けて・・・

私と英は初めて会ったはずなのに・・・

国「じゃあ、行こ？」

貴「えっ？どこに？」

国「部活。行くんでしょ？」

貴「あっ、うん・・・」

国「ねえ、A・・・」

英が私に顔を近づけてきて・・・

貴「なっ、何っ？」

国「何か・・・過去について覚えている事とかない？」

貴「えっ？えぇっと・・・」

国「ないならいいよ。」

貴「ごめん・・・何か・・・小さい頃の記憶が思い出そうとしても・・・
どこで産まれた。とか、そう言う記憶がなくて・・・気がついたら・・・病院に・・・」

国「病院？」

貴「うん、何か・・・なんだろう・・・」

国「そっか。」

貴「英？」

国「無理に思い出さなくていいしさ・・・とりあえず、部活行こ？」

貴「うんっ、そうだね。」

私は・・・私の記憶は・・・









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この宮城に来てからしかはっきりしない。

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