隣の席の彼女は・・・【ハイキュー・国見英】 (ページ8)

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７話ページ8

ー貴方サイドー

国「はい、教科書。」

そう言って彼は私に教科書を見せてくれた。

ーキンッー

また何かが頭痛と共によこぎった。

貴「っ・・・！」

私は顔をしかめた。

すると・・・

国「ん？どうかした？」

彼が心配そうな顔で聞いてくる。

貴「なっ、何でもない・・・」

私はそう答えた。

そしたら彼は・・・

国「ならいいけど・・・無理はしないようにね？」

先「どうした国見、分からない場所があるのか？」

あれ・・・？

先生が今黒板に書いている数学の問題、何か見覚えあるような・・・

気のせいか・・・・・・・・・

でも・・・

何故か答えが頭の中にある。

その問題を書いているのはあきらかに違う人・・・

誰だ？

国「A？」

貴「えっ？うん、何？えぇっと・・・」

国「国見・・・英・・・宜しく・・・」

彼は控えめにそう言った。

何で？

普通に言えばいいのに・・・

ん？

国見・・・英・・・？

何だろう、どこかで聞いた気が・・・

いや、でも・・・

先「はい、この問題分かる奴いるのか？」

貴「あっ、えっと、はい・・・」

先「はい、浦埜。」

貴「えぇっと・・・～～～～～～だと思います・・・」

先「はい、正解。」

国「A、すごいね。」

貴「ありがとう、英。」

何だろう・・・

何か頭がくらくらする。

視界が・・・暗くなっていく・・・

それから私の視界は真っ暗になった。