隣の席の彼女は・・・【ハイキュー・国見英】 (ページ5)

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４話ページ5

ー貴方サイドー

今日は私が青葉城西高校に転入する日。

母が「貴方は宮城で過ごすのよ、もう帰って来ないで。」

って言うから今日から一人暮らしです。

まぁ、母や父と一緒に暮らすよりずいぶんとましだ。

だって・・・

母や父にとって高校『から』の私は・・・

不用品だと思うから。

それは、あの両親の私への態度、言葉使いからならなんとなく分かる事だ。

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そして今日はいよいよ転入の日。

転入手続きは自分だけでした。

「親は出張中なので。」

なんて嘘をつき、自分だけで済ませた。

そして教室に入ると・・・

いろんな生徒が私を見ていた。

でも、緊張感があまりなく・・・

「浦埜 Aです。」

みたいな感じで自己紹介を済まし、指定された席についた。

すると、隣の席の人は私に顔を向けて微笑んだ。

何だろう。

何かその人が微笑んだ瞬間、私の頭に何かよぎった。

・・・頭痛と共に・・・

彼は「国見英」と言うそうだ。

その瞬間また頭痛が走った。

何でだろう・・・

何かがおかしい。

どうして・・・？