隣の席の彼女は・・・【ハイキュー・国見 英】

１９話 ページ20

貴『お願い・・・もうやめて。』

「「知りたくないの？記憶」」

貴『なんの記憶っていうのよ？』

「「貴方の過去だよ。」」

貴『過去？私の過去を知ってるの？』

「「うん、だって私は貴方の記憶から生まれたんだよ」」

貴『全部・・・知ってるの？』

「「うん。」」

貴『・・・・・・』

「「知りたいの？知りたくないの？」」

貴『・・・知りたい・・・かも。』

「「そっか、じゃあ教えてあげる」」

貴『うん』

「「貴方は・・・」」

国「A？」

貴「へ？」

国「ごめんね、大丈夫？ぼーっとしてたけど」

金「国見のせいだよな」

国「うるさい」

貴「ここは？」

国「何言ってんの？」

岩「皆で国見の家行くって言ってたじゃねーか。」

及「仕方ないよ〜国見ちゃんが一気に掘り起こすから。」

国「及川さん、そろそろうるさいです」

貴「あの・・・何の話ですか？」

国「Aは知らなくていいよ。それよりほら家ついたよ」

貴「あ、あれ？英の家」

国「うん。」

金「おじゃましま〜す」

国「ただいま。」

母「おかえり〜あら、お客さん？」

国「うん、ちょっとね」

貴「おじゃまします」

母「あら？Aちゃん？Aちゃんよね！？」

貴「え？あ、あの・・・」

母「覚えてない？いきなり北海道に行ったりして。元気だった？
英もずっと心配してたのよ？いつ宮城に帰ってきたの？」

貴「あの・・・」

国「お母さん、違うんだよ。」

母「ん？どういう事？」

国「いいから、金田一先に皆連れて行ってて」

金「ほいほい」

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