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好きな人が出来ました
誰よりも優しくて
努力家で
真面目すぎるその人の名前は
竈門炭治郎くん
好きになったきっかけとかはなくて
ただ同じ時間を過ごしていく中で
気がついたら
好きになってた
でも、神様は残酷で
最初から決まっていたんだ
この恋は
叶わないそう気が付いたのは
君を目で追うようになってからだ
毎日見ていたはずなのに、
その日はいつもと違って見えた
頬を赤く染めて
甘くとろけそうなその瞳に映るのは
私ではない他の誰か
あぁ、彼にもいたんだ
頬を生暖かいものが伝う
溢れ出して止まらないそれは
ぽたぽたと音を立てて地面を濡らした
と、これが私の初恋にして初失恋
笑っちゃうよね、勝手に恋して勝手に失恋なんてさ
それに今でも好きって気持ちは変わってない
嫌いになろうとか
諦めようとか
何度も何度も考えたけど
考えれば考えるほど、好きって気持ちがあふれるだけで
結局無理だった
いっその事この気持ちを伝えてしまおうかとも思ったけど
やめた
だって、伝えたらこの恋は終わっちゃうからさ
それなら伝えず想い続けていた方が
幸せなんだよ、私は
だからいいの
伝えられなくても
届かなくても
この恋が終わらないなら
そのままで
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内容めちゃめちゃ変えました
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作者名:やいばちゃん | 作成日時:2019年12月31日 11時