2話 ページ3
Aside
散々な目にあった。
「Aちゃん大変だったねえ、でも大丈夫!私達が守るよ!」
「そうそう!だってAちゃんはうさぎだし!」
そう言いながら私の頭を撫で続ける先程の女友達。
これだから持つべきものは友なのである。
とんだ爆弾発言をして自分の教室へと戻っていった一ノ瀬彼方を見送った数時間前。
分からないフリをしながら適当に流し、好感度をアップさせた、いやそれはどうでも良くて。
「じゃあ、俺アタックしに来るから…よろしくね?」
少し意地悪そうな笑みを浮かべた顔と声が思い浮かぶ。
正直なことを言おう。
来 る ん じ ゃ ね え 。
なーんで面倒事を持ってくるのかな…。
私の目標はただ1つ、可愛いと言われながらウザがられずに過ごす、だ。
だから付き合わないし、恋とかも知らないようにしてる。
だって、小柄で童顔の私には、大人っぽいのは似合わないから。
私はうさぎ、寂しいとタヒんじゃうの。
だからね、一ノ瀬彼方、私のために頑張って貰います、ごめんね。
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ちょこ - 更新が止まってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます!(´;ω;`) (2021年2月11日 3時) (レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
あめあめ - カノカさん» 何考えてるんですかねー…w更新頑張ります… (2019年9月3日 21時) (レス) id: ff02591f43 (このIDを非表示/違反報告)
カノカ(プロフ) - 続き楽しみにしてます、そらるさん何考えてるのか気になりますね..... (2019年9月3日 12時) (レス) id: 603037602e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あめあめ | 作成日時:2019年8月30日 19時