江口拓也さんのキャラをたくさん詰めた短編集もどきの作品です笑(？)

干支かれ【告白】篠(1) ページ2

「あ、あの…篠……」

篠「ふむ…どうした、何をそんなに緊張しておる」

「あ、えぇと…その…」

篠「大丈夫か？手が震えておるぞ」

篠は私の手を掴んだ

「へっ？！あ……ぁぁ……///」

私は恥ずかしくなって手を奮った

篠「……すまんな、嫌だったか？」

「い、いやじゃなくて…その…恥ずかしいから//」

篠「ふむ…恥ずかしいと……ならこれはどうだ？」

篠が私の頭を手で包んだ

「ぁ……//」

耳まで赤くなることが自分でもわかる

篠「あっはっはっ…顔が真っ赤だぞ。主は可愛らしいなぁ」

「ぅ……//」

篠「意地悪しすぎたか？……あぁ、ちと散歩に行ってくると皆に伝えておいてくれ。今日の昼飯はいつもの……と、主具合が悪いのか？なぜずっと俯いておる＿＿＿

「私！！……篠が好きなの！！！……」

篠「…………ほぅ…」

勢いよく言ってしまった…

「あ、えと…その……」

篠「悪いが気持ちには答えられない」

「ぇ？……」

正直両想いと思っていて告白したのに、違ったことにすごく驚いた
じゃあアタックしてたのもずっと気づかれてない…？

篠「主はまだ若いであろう。私はもう三十路だ。年相応のやつといるが良い…」

年相応…………年齢なんて……関係ないって前に言ったじゃない……

「……」

篠「ほれ、凪や小助、つむぎはどうだ？みな若くて元気だぞ。左京も主と同じゲームが好きとな。趣味の合う若いやつの方が良かろう＿

「篠じゃなきゃいや！！…………だから……篠以外じゃいやなの…篠がいい…ｸﾞｽｯ」

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