【あんスタ】守るから【男主】 (ページ3)

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鳴上先輩に髪を弄られていたら、

扉が開いて慌てた様子の朱桜くんが

スタジオに入ってきた。

司「あ！字凪くん、もう来ていたんですね」

『もしかして、探させちゃった...？ごめんね』

司「いえ！私が勝手に一緒に行こうと思っていただけなので気になさらないでください。ですが、もし字凪くんが良ければこれからは一緒に行きましょう。せっかく同じクラスなんですし」

『...うん、朱桜くんがいいなら是非』

瀬名先輩と凛月先輩、遅いなぁ...。

瀬名先輩、凛月先輩が見つからなくて

探し回ってるのかな？

○「はい、完成！編み込みしたAちゃんも可愛いわ～！！早く泉ちゃんと凛月ちゃんに見てもらわなくっちゃ！」

鳴上先輩はそう言うと、スマホを

ブレザーのポケットから出して

瀬名先輩か凛月先輩のどちらかに

連絡をしだした。

司「鳴上先輩のおっしゃる通り、とてもcuteです。字凪くんは編み込みが似合いますね」

朱桜くんは、そう言うとさりげなく

僕のことをパシャリ、とスマホのカメラで

1枚だけ撮った。

...僕の写真なんて、誰もいらないと思うのに。

瀬名先輩と凛月先輩だって、きっと見たくないよ。

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