私がこの学院を変えてやるよ２

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（貴方）side

私は喜怒哀楽がない

いや、捨てた

喜は演技をする

怒も演技をする

哀の感情はない

楽も演技。

哀れだと思う？

そんな事ないよ。

あの事があったから今の私がいる

友達も要らないし

愛する人も要らない

カンパニーの皆とお兄ちゃんだけいればいい

あと家族も

カンパニーにいる時だけ

演技してる時だけ

嫌なことを忘れられるの。

思い出してもお兄ちゃんが励ましてくれるの。

カンパニーの皆が励ましてくれるの

それでも私は完璧を演じる

お母さんもお父さんもそんな冷たい私だからお兄ちゃんに託したのかな…？

今は寮。

「お兄ちゃん、今日ねまた私側の人が増えたの｣

紬「そっか。良かったね。でも、お兄ちゃんが（貴方）の1番の味方だからね！｣

「うん。分かってるよ。お兄ちゃん大好きだよ｣

紬「俺も。さぁ、（貴方）寝ようか。｣

「うん。｣

紬side

（貴方）は眠りについた

俺は部屋をでる

丞「お前も相変わらずだな｣

「丞…。｣

丞「（貴方）は今も演技をし続けてるんだな。｣

「そうだね。でも、こうなってしまったのは俺のせいだから｣

丞「誰のせいとかでもないだろ。｣

「いいや。俺が（貴方）を傷つけたのも同然だよ｣

いづみ「それは違うと思いますよ紬さん｣

「監督…。｣

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