＊2 ページ25
「このあいだ、唐揚げ定食に、単品で唐揚げ追加する人を見ました」
「…よっぽど唐揚げ食べたかったんだね」
そう言って、ゆっくり頬杖をつく陸さんが、いい笑顔になる。ちょっと嬉しそうなのはなんでだろ。唐揚げとか言ったから食べたくなってきた。まあ、今度でいいや。
△▽
注文を済ませ、日差しが射し込む明るい天井を見上げる。設置されたテレビから、気が抜けそうになる映像と音声が垂れ流しになっていて。
平和だなぁ、と一人言のように呟くと、拾ってくれた陸さんが、平和だねぇ、と笑う。こういうとき、ひとりじゃないのもいいな、と思う。
程なくして運ばれてきたご飯を堪能していると、A、と呼ばれ、陸さんの顔を見ると、なんだか優しい表情。
「なんですか陸さん？あ、七味かける？」
「や、七味じゃなくて」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 54人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちぎょ(プロフ) - さとさん» うわーお、なんか恥ずかし…！お心遣い、どうもありがとうございます！とてもとても嬉しいです。これからもよろしくお願いいたします◎ (2019年2月18日 23時) (
レス) id: 2a62607b53 (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - ちぎょさん» 今日りぶさん呟いてたからもしかしたら〜っと思ってみに来たら更新されててめっちゃ喜びました笑今回のお話も大変素晴らしかったです！ちぎょさんのペースで無理のない程度に！続きをお待ちしておりますね(*´ω`*) (2019年2月18日 21時) (レス) id: c34507fc0b (このIDを非表示/違反報告)
ちぎょ(プロフ) - ぎささん» ぎささん、コメントありがとうございます！神作品だなんてそんな…(にやにや) 時間ができたら書きますので、更新してたらラッキー！くらいに思ってくださると嬉しいです笑 (2019年2月16日 23時) (レス) id: 2a62607b53 (このIDを非表示/違反報告)
ぎさ - りぶさんの小説見よう！と思ったら、なんだこの神作品は！むっちゃ面白くてドキドキしました。続き待ってます。 (2019年2月16日 7時) (レス) id: 41472084dd (このIDを非表示/違反報告)
ちぎょ(プロフ) - さとさん» さとさん、コメントありがとうございます！やっぱり、言葉で感想を伝えていただけるのは、ものすごく嬉しいですね…どうもありがとうございます。今日の疲れ吹っ飛びました！これからも書いていきますので、よろしくお願い致します* (2019年2月14日 23時) (レス) id: 2a62607b53 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちぎょ | 作成日時：2018年8月18日 1時
