106話 ページ14
エース「……Aの字だ
借りが出来ちまったなー」
ガシガシ
エースは頭をかいた
エース「マルコに提出してからAに礼を言おう」
ガタッ
スタスタ
ガチャギィーバタンッ
エースは部屋を出てマルコの部屋へ向かった
マルコ「……はぁー」(Aの事ばっか考えちまうよい)
コンコンコン
マルコ「ん？誰だ開いてるよい」
ガチャギィー
エース「よっマルコ！」ニコッ
マルコ「エース？
どうしたんだよい？」
エース「書類渡しに来た」
マルコ「……書き終わるの早くねぇーか？」
エース「……Aが書いてくれた
おれ書こうとしたとき寝ちまって、起きたら毛布はかけてあるし、書類は書かれてた
後で礼を言うんだ」
ピラッ
エースは書類をマルコに見せて渡した
マルコ「きれいな字だねい
エースとは大違いだ」
エース「たりめぇーだろ？
てか汚くて悪かったな！」
マルコ「ふっまぁいい
今回は見逃すよい
次はちゃんと自分で書けよ」
エース「ニッ！ありがとうマルコ！
なぁマルコ、一緒にAの所に行くか？
さっき休憩室にいるってビスタから聞いたんだけど」
マルコ「まぁー一緒に行くよい」
エース「よしっ！ならすぐ行こ！」
スタスタ
マルコ「おいおいそんなに慌てるなよい」
スタスタ
ギィーバタンッ
スタスタ
マルコとエースはAがいる休憩室に向かう途中
マルコ「ところでエース、聞きたい事があるんだが」
エース「んなんだよ？」
マルコ「……ナースから聞いたんだが、この前ナースとAが一緒にお風呂入ったらしいんだが」
エース「うんうん」
マルコ「Aの背中を見た瞬間驚いたって言ってたよい
……背中に大きな傷があったって」
エース「……あーそれかそれは」
バンッ！
マルコ・エース「「っ？！」」 ビクッ
急な大きな音に驚くマルコとエース
大きな音が聞こえた先から誰かが走ってきた
それは
エース「んあれって」
マルコ「…Aか？」
「はぁはぁ！」
マルコ「Aどうし」
シュンッ
エース「えっはやっ！！ってちょっAーー！どうしたんだよーー！」
スタスタ
ハルタ「あっマルコ、エース！！」
マルコ「ハルタ何があったんだよい」
ハルタ「そっそれが僕にも分からないんだ！
寝てたAが急に起きたと思えば、近くにいた奴に声をかけたんだ」
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作者名：カオアップル | 作成日時：2022年11月30日 21時
