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九十話 ページ47

「あ、A」

「よっ、真緒。なんか随分と久しぶりだな」

「A、お前……なんか男らしくなった?」

「そう?別に、これが普通だけど」

「ああ、そう………そういえば、昨日の凛月たちのレッスンのプロデュース、どうだったんだ?」

「それが、よくわかんないんだよ。終わっても、特に何も言われないというか」

「何も言われないってことは言うことがないから……とか?」

「?指摘するところがないってこと?それだったら嬉しいけどなー」

「まあ、たぶんそうだろうな」

「それだったらよかった。
正直に言うと緊張で身体ごと潰れそうだったし上手くできたかわからなかったから………」

だってあのKnightsだぞ??ミスったら視線で○されそうじゃん。
あ、でもそんなことする人がそもそもKnightsにいないか。

とかいろいろ話してると椚先生が入ってきたので机に向き直り、前を向く。

放課後は手芸部だっけ?




放課後

鞄に荷物を詰め込み、いつでも帰る準備はできてるぞってときにみかくんに話しかけられた。

「Aちゃん、もう帰るん?今日は手芸部の部室行こうなぁって……」

「ああ、そこ行って教室戻るのも面倒だし、もう持って行こうかと」

そう言うと、みかくんは安心したような表情を見せる。

「うん、ほな行こか」

ほな行こか…あれだ、私の中で「人生で一度は言ってみたい言葉ランキング」九十六位ぐらいに入ってるやつ。(?)

え?いつでも言えるだろって??うーん、なんのことかな☆



手芸部 部室

「あっ、お師さん!」

ニコニコでみかくんが駆け寄って行くのはピンク髪の………ん??あれ、地毛か??

ピンク髪さん(?)(おそらく先輩)は私の方をちらりと見ると「ふんっ」と言い目を逸らした。

は、え、ドユコト?

「あれ?お客さんですか?」

「あ、ども、失礼してます」

「いえいえ、ゆっくりしていってくださいね」

眼鏡の人(?)は私に軽く会釈すると部屋の端っこの方へ向かってった。

「AちゃんAちゃん、この人がお師さんやで!」

「ああ、うん」

ピンク髪さん(?)は気配的に「話しかけるな」オーラを出しているので話しかけはしない。

「「斎宮宗」って言ってなぁ、Valkyrieっていうユニットに所属してるんよ!!」

「お、おお……ゔぁるきゅりー?ばるきゅりー?」

み、みかくん、急に元気っていうか、テンション変わったな。

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サリー - 氷雨さん» コメントありがとうございます!夢主はサバサバ系が良かったんですよね! (8月4日 20時) (レス) id: be7cfea392 (このIDを非表示/違反報告)
サリー - すずさん» ありがとうございます!夢主を気に入ってくれて幸いです! (8月4日 20時) (レス) id: be7cfea392 (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - 夢主ちゃんファミリーほのぼのしてる…(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜ (2023年1月14日 4時) (レス) @page38 id: 6b8a2a10b9 (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - 更新するたび愛読させて頂いております!夢主ちゃんがサバサバしてるのが好き!!可愛い!!こういう夢主ちゃんとかすっごい好きです!更新、応援しております!(`・ω・´)ゞ敬礼っ (2023年1月8日 3時) (レス) @page35 id: 6b8a2a10b9 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - コメント失礼します!今日初めて読んだのですがTheヒロインって感じではなく好印象を持てる夢主で内容もとても面白いです!更新待ってます。頑張って下さい! (2022年11月28日 23時) (レス) @page17 id: 8521b092ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サリー | 作成日時:2022年11月6日 13時

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