気づいたらあんスタの世界にいた女子がアイドル校で奮闘するお話

七十八話 ページ34

次の日

いつものように教室へ行く。

教室に入ると、自分の席へ向かう。

「あ、伏見君！昨日のライブ、どうだった？」

「おはようございます、田中様。ライブは、大成功でございました」

「それはよかった。でも、昨日は真緒が大変そうだったから…………」

「坊っちゃまの補佐として、昨日の分も致しますね。衣更様には後でお礼を言っておきます」

「…………うん、よろしく」





衣更side

はぁー、結局徹夜になっちまったな。

昨日は授業も休んだんだけどな………

やっぱりAたちに手伝ってもらったほうがよかったか………？

今日は仕事を少なくするって副会長言ってたし………

そのことをAに話すと、驚いた顔をしてこう言った。

「え？少なくするだけ？？なくすかにしないのか？？そんなに仕事あんの？？」

「生徒会は仕事が多いからな。仕事を完全になくすと、誰かが埋め合わせをしないといけないから」

「いや、それだったら昨日はどうなんだよ」

「昨日は例外」

「えー、全く納得できないけど………真緒は大丈夫？」

心配そうな顔で聞いてくる。

「俺は大丈夫」

「それなら、いいんだけど………」




Aside

いや、真緒がいいんだったらいいんだけどさ………

「あ、そういえば、凛月にKnightsのレッスンをAがするって言ってたけど、いつするんだ？」

「確か……明日だった気がする」

「気がする‥‥…じゃあ、またいつでもいいから、トリスタのレッスンも頼みたいな」

「おお、もっちろん！！」

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