気づいたらあんスタの世界にいた女子がアイドル校で奮闘するお話

七十五話 ページ31

ライブ当日

教室に行くと、朝から真緒は忙しいらしく、机に荷物はあるが姿は見えなかった。

「おはよ〜、A」

「おはよう、凛月。真緒はもう生徒会？」

「そうだよ〜。荷物の整理したらバタバタと出ていった」

「ふーん。やっぱ忙しいんだ」

「確か各ユニットのレッスン状況に合わせてレッスン室を振り分けたら、次にある行事の書類に目を通して、次に、各クラスの学級委員長に書類を渡して、あとは………」

「いや、本当に忙しいな！？それに、何故凛月は覚えている！？」

「当たり前。俺がまーくんのこと、知らないわけがない」

「………っていうか凛月、珍しく寝てないな」

「ん〜………気分」

「気分屋だな！？」

「なんか眠くなってきた〜。俺、寝るから」

「お、おう…………おやすみ」

「おやすみ〜」

そう言った一分後、ふと見るともう寝ていた。いや、はっや。

あ、そういえば今日はfine全員いないんだっけ。

だから、伏見君いなかったのか。

他、誰がいたっけ………

確か、姫宮くん天祥院先輩、あとは………日々樹先輩だっけ？

ライブが盛り上がってることを祈る。

あと真緒が過労死してないことを祈る。

本当に手伝わなくていいのかな……………

七十六話→←七十四話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す