四十九話 ページ4
今教室で弁当を食べながらガールズ(?)トークをしている。
「そういえばこうやって話すのって、久しぶりだよね?」
「そうねぇ、すごく久しぶりに感じるわぁ」
「うん、そうやなぁ」
「ねえ、この前の休日何した?なるちゃん、みかくん」
「アタシは……特に何もしてないかしら」
「おれはなぁ………なんかやったっけ…………」
「そっか………私はね、喫茶店に行ったんだ」
「へぇ………楽しかったでしょ?」
「うん。なんか私の隣のテーブルにキッシュをすごーく美味しそうに食べていた人がいたな」
なんか黄緑色の髪の毛と紺色?の髪の毛の人。あれ地毛かな。
「そんなに印象に残ってたん?」
「そうなんだよねー。顔面偏差値がくっそ高かったから」
ま、特別話したわけではないけど。
「そういえば、アタシはAちゃんの前の学校について知りたいわぁ!」
「えっ、前のせk、学校のこと?………そうだなぁ、男子と女子とで結構仲良かったな。校則は緩めで、生徒の数はねー……多すぎず少なすぎずって感じかな」
「友達もいたの?」
「………うん、いたよ。夏樹って言ってね、あんス…………あるゲームにハマってて、それを私に語ってきたな。んで、私もそのゲームに興味を持ち始めた頃にトリッ………転校したんだ」
「へぇー、なんで転校したん?」
「それはじしょうかm……………オヤノシゴトノカンケイデ」
あっぶねー。言いそうになった。
幸いなことになるちゃんとみかくんは、特に疑ってはいない様子。
昼ごはんを食べ終わったので私は席に戻る。
「お、真緒k……真緒も帰ってたんだ」
「また間違えた…………ああ、スバルたちと出会って、一緒に食べてきたんだ」
「へー、スバルたちと?」
「………Aって、スバルは間違えないよな。なんで?」
「うーん、もともとスバルのことは明星って呼んでたからかな?
スバルにくん付け、私はなんとなく違和感を感じたんだよね。」
「で、俺は大体間違えると。」
「ご、ごめんってー。真緒はくん付けで慣れてるから間違えるんだよなー。
前のせ、学校では基本的に男子とかは名字の呼び捨てで呼んでたんだけど………」
「え?初対面で?」
「うん」
「ふーん……」
「凛月って、最近妙に起きてるよね。私がトリ、転校してきた時期は大体寝てたのに。なんで?」
「んー?ちょっとね」
「あー、はぐらかしたー!」
「そんなに知りたいなら当ててみなよ」
「え、うーん、なんだろ?」
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サリー - 氷雨さん» コメントありがとうございます!夢主はサバサバ系が良かったんですよね! (8月4日 20時) (レス) id: be7cfea392 (このIDを非表示/違反報告)
サリー - すずさん» ありがとうございます!夢主を気に入ってくれて幸いです! (8月4日 20時) (レス) id: be7cfea392 (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - 夢主ちゃんファミリーほのぼのしてる…(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜ (2023年1月14日 4時) (レス) @page38 id: 6b8a2a10b9 (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - 更新するたび愛読させて頂いております!夢主ちゃんがサバサバしてるのが好き!!可愛い!!こういう夢主ちゃんとかすっごい好きです!更新、応援しております!(`・ω・´)ゞ敬礼っ (2023年1月8日 3時) (レス) @page35 id: 6b8a2a10b9 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - コメント失礼します!今日初めて読んだのですがTheヒロインって感じではなく好印象を持てる夢主で内容もとても面白いです!更新待ってます。頑張って下さい! (2022年11月28日 23時) (レス) @page17 id: 8521b092ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サリー | 作成日時:2022年11月6日 13時