【刀剣乱舞】ふるべ ゆらゆらと

弎拾弎 ページ35

「審神者なんていらない、審神者なんて必要ないっ…！」


蛍丸くんはその自身より大きな刀を振り上げて一目散に向かってくる。


「大将、下がってろ。俺っちが護る」

「あ、うん…」


不謹慎だけど今キュンとしました。

というより薬研は大丈夫なの…？
大太刀って短刀より強いんじゃ…そりゃ小回りはきくだろうけど…。


「主っ！薬研！」

「ねえ、痛い……？」

「清光さん、小夜くん」


んんんんんんんん！小夜くん可愛い！

たまたまそばにいたんだろう、清光さんに至っては刀じゃなくてほうきを持ってる。
…この前サボったのを安定さんに言われたんだろう。


「何？皆んな審神者の味方するの？審神者に何されたか覚えてないのッ……！？」

「それは前の主でしょ、主は良い人だよ」

「どうせ一緒だよその審神者も！」


清光さんと蛍丸くんが睨み合う。
私の後ろでほけほけと笑いながらポテチを食べてる三日月さんによると蛍丸くんはその国俊くんを目の前で折られたらしい。

いい加減ポテチ食べるのやめてほしい。


「小夜！」

「江雪兄様…宗三兄様……」


待って、江雪に宗三？和解してない人達だ…。

アッ、敵(対刀剣男士)増えた。

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