【あんスタ】私の彼氏が浮気してるところをアイドル科が目撃したらしい。

目撃８ ページ13

つ「あっ、いましたAちゃん…！！」

上靴を履いていた私に駆け寄って来たのは青葉つむぎことつむつむ。

なんだかとても急いでいるようだ。
しかもそれが私を探していた感じだ。

なんだかよくわからないけれど、一つわかっていることはとりあえずつむつむが天使ということだけですねはい。

『つむつむ、どしたの？』

とりあえず要件を聞いてみる。

するとつむつむはバツが悪そうな顔をしてしぶしぶ、と口を開いた。


つ「えっとですね、その…英智くんが…」

『英ちゃんが？』

つむつむはもごもごと口を動かすだけでその先を言おうとしない。

おい、一体英ちゃんになにがあったんだ。言ってくれ。とても気になる。


つ「そ、その……」

『その？』



つ「怒らないで下さいよ……？」

『うん怒んない、怒んないから。(多分)』

本当になにがあったんですか



つ「英智くんが、「Aちゃんがどうして浮気されたのか」全校で話し合おうって……。」

『なにやってくれちゃってんの！？』


なんでお前が話し合うの決めちゃったんだよ！しかも本人いないところで！

つ「もうAさん以外、全員会議室にいます。」

『なに集まってくれちゃってんの！？』


ていうか一緒に登校した三馬鹿消えてるし。なに？三馬鹿の裏切り？


…はっ。いやそんなわけない。そんなことをするわけないだろう。あのバカどもが。
そうだ。そんなわけないことを私は祈ろう。


つ「あ…あの３人は伝えたらすぐに行っちゃいました…。」


『私はあの３人を一生呪いたいと思います。』


さらっと裏切りやがった。

つ「とりあえず会議室へ…！」

『うぇっ…ちょ、つむつむ？』


腕を掴まれて無理やりと、会議室の方向まで歩かされる。

抵抗しようと思うも、つむつむの力が強すぎてビクともしない。



あっ…もうこれダメだ(悟り)




そして引っ張られるがままに会議室に押し込まれる。

つむつむって…意外と暴力的なんだね……。


『あっ…こ、こんにちはー…あはは…』

ちょっとみんなの視線が痛すぎて、乾いた笑いが浮かんで来た。
ごめんなさい。遅れたことについては、一切の反省もしてません。



英「おはよう。Aちゃん。」




『ああ、英ちゃんおはよう。とりあえず一回過呼吸になって倒れてくれる？』


桃「会長様にそんなこというとは…無礼であるぞ！」

なんかうるさいのが突っかかって来た。



英「ふふ、いいんだよ桃李。


…じゃあ話しあい、始めようか。」

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