9話 ページ11
取り敢えず銃をぶっ放してみるが体?皮膚?が硬いようで中々貫通しない。
…やっぱ急所狙わないとか。
急所急所っと…確か、目?だったよな。
「……遠いわ」
なんてたってデカい。目?らしきものが遠い。
このバカデカい化け物は、俺の攻撃があたっても痛くも痒くもなさそうだ。
弾もバカバカ撃つと切れるようだし。
実質、俺がやる前に弾切れで棄権したやつが1人居た。
俺も悠長にやってると弾切れかタイムアップで終わるな。
「…やめるか」
俺は今まで小出しにして撃っていた弾を撃つのをやめた。
そしてそのまま跳躍する。
こんなジャンプであの化け物に届くはずもなく、遥か手前で俺は降下し始める。
「やっ」
俺は銃を下に向け、思いっきりぶっ放した。
「!?…何するつもりだろ…」
「おっ、中々やるじゃん」
降下し始めた体は途端に上へ上へと上昇し、ついに化け物の顔の高さになった。
「いっけ」
化け物の目玉に銃口を押し当てる。
引き金を引き弾が発射される。
『1号室終了、記録______37秒』
「…マジ?」
こんないいタイムが出るとは。まあ紡には負けたけど。
「お疲れ様」
「あ、時枝先輩!どうでした?」
振り返ると時枝先輩と紡が手を振りながらこちらに向かってきていた。
「タイムもだけど…床を撃ったのはなんで?」
「えっと、あの目を撃とうと思って頑張ってたんですけど…ジャンプしても届かないかなーと思って、で床を撃ちました」
「へえ…大した着眼点だね」
「えへへ」
ポリポリと頬をかく。
直後、
バーン!と音がして扉が破られた。
「え、…何?」
「えっと〜あ、居た居た」
「む?こいつか?」
「誰でもいいからさっさともとに戻して…」
「カゲ扉を蹴破ったら鬼怒田さんが怒るぞ」
「知るかよあんなジジイ」
「見つけた」
「俺/僕のサイドエフェクト、返してもらおうか」
「へ…………?」
__________________
なんか今日は通知がいっぱい来たと思います。
紛らわしくてマジでごめんなさい。
通知OFFるの忘れてました。
ごめんなさい。
余談
やっと迅さんたちと斎会えたぁぁぁ。よっしゃぁぁぁ。
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レモンとみかん人(プロフ) - 木南じゃなくて、小南ですよ (2022年1月5日 9時) (レス) id: 89af934301 (このIDを非表示/違反報告)
蒼也 - この小説面白いです続き、とても気になります 更新頑張ってください (2020年3月4日 15時) (レス) id: ea89e2c5ba (このIDを非表示/違反報告)
睦月(結心別垢)(プロフ) - EMIKOさん» ぜひぜひ!お待ちしてます!!ゆっくりで大丈夫ですので! (2020年1月4日 21時) (レス) id: 05707dd0b8 (このIDを非表示/違反報告)
EMIKO(プロフ) - ありがとうございます!描いたらTwitterに送りたいのですが大丈夫ですか? (2020年1月3日 9時) (レス) id: dbece56e65 (このIDを非表示/違反報告)
睦月(結心別垢)(プロフ) - syo_taさん» ドンピシャ…嬉しすぎますねそれは笑え、つTwitterも!?絡みましょうぜひ! (2019年12月31日 23時) (レス) id: 05707dd0b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結心 x他3人 | 作成日時:2019年7月9日 20時