勘違い ページ4
「ねぇ!!此れも着てみて!!」
「えっ?!何これ?!」
今はお着替えタイム
今の格好はダサい!!
と云われエリスに服を選んでもらっていた
今渡されたのは此れでもかと云う程フリルがついたドレスだ。
リンタロウとエリスに連れて来れたのは、巨大なビルだった。
ここはポートマフィアの拠点
聞けばリンタロウは此処の首領らしい
凄いなリンタロウ←
「ほら!!やっぱり似合うわ!!」
「そ、そう?」
え、これにあってるのか?
「エ、エリス?もうちょっとマシな服はない?ドレスとかじゃない普通の…」
それからエリスはちょっと考えた素振りを見せ
ちょっと待っててと云い奥の方に消えていった。
コンコン
「エリス嬢失礼します。」
不意に扉が開いた。
「「え?」」
扉付近には黒い帽子を被った背がちっさい人が立っていた。
あ、良からぬ予感←
すると案の定
いきなり物凄い形相で詰め寄られた。
「手間!!何処のやつだ!!エリス嬢は何処だ!」
バッと首を締められる
だが私は喰種こんなの痛くもかゆくもない
「離して」
「答えろエリス嬢を何処えやった」
地の底を這う様な声で尋ねられる。
「チューヤ!!何してるの!Aから手を離して!!」
ちょうどエリスが戻って来た
「し、しかし…」
「離して!!」
帽子さんは渋々と言った感じで私から手を離した。
「A?!大丈夫?」
「う、うん。」
焦ってるエリス可愛い!!!!←
焦ってるエリスはペタペタ私の身体を触っている。
「ま、まさかエリス嬢のご友人で?」
サーっと顔が青くなっていく素敵帽子さん
「申し訳ありませんでした!!!!」
ガバッと90°に体を曲げてくる
あ、帽子取れそう←
「い、いや!大丈夫!!全然大丈夫!!」
腕を曲げガッツポーズをする
「し、しかし」
顔を上げるもまだ青白い顔をしている。
「大丈夫!!大丈夫だから!!ね?」
暫く大丈夫大丈夫云っているとやっと落ち着いたのか
顔色が良くなっていった。
「それで、チューヤ。何の用?」
「夕食が出来たのでエリス嬢を呼びに来ました」
えっ、
ゆ、夕食?
私タベラレナインダケド
「そう。分かったわ。Aこれでどう?」
エリスが、服を渡してくる
広げて見ると可愛い普通の服だった
「可愛い!ありがと!」
御礼を云うとふふんと自慢気に笑った。
__あぁ、御飯どうしよう
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作者名:普羅 | 作成日時:2017年8月30日 17時