妖魔界へ(7) ページ7
フユニャン「つまりその二人は、自分達が取り込んだ虚の力を操るまでに成長していたわけだな？」
一護「ああ。そして、流魂街って言う死神以外の普通の魂魄達が暮らす尸魂界の離れ(戌吊)に連れて行かれたルキアは、目覚めて二人を見た時、昔家族になると約束した二人だと気付いた。只、二人に付ける筈だった名前が如何しても思い出せなかったらしいんだ。」
ジバニャン「おかしいニャ。記憶を消せるんなら戻す事も出来る筈だニャ。何故そうしなかったんだニャ？その部分だけ記憶を戻せば…」
フユニャン「…っ！まさか、出来ない理由が在ったからか？」
一護は頷くと、続けた。
一護「二人は記憶が無い事に混乱してるルキアに、事故で怪我したせいで記憶が失われてるんだって誤魔化したらしい。二人は何よりもルキアに自分達の名前を想い出して欲しかったんだが、其れよりもルキア自身が死神の記憶を取り戻しちまう事を恐れていた」
ジバニャン「其れで、ちゃんと見つけられたのかニャ？」
一護「二度目の時にな。二人はルキアは渡せないってすげぇ剣幕だったが、俺は構わずにルキアに戻れって呼びかけた。そしたら、最初に見つけた時に俺が一度名乗ったんだが、其れを確認したかったのか、
ルキア「もう一度聞かせろ、お前の名を」
って確かめるみたいな口調で聞いてきた。だから俺は、黒崎一護だって返事したんだ。それに記憶を揺さぶられたルキアを見た二人は、ルキアが離れてしまうって自暴自棄になったのか、虚の力で躰ごとルキアに取り憑いて融合しちまったんだ。そのまま力を放って尸魂界中に白い化け物達を生み出すと、鎌を振り上げて俺目掛けて斬りかかって来た。あの二人は、記憶を奪う鎌の他に、空間に隠れて移動する力を使ってた。最初に鎌を振るった時、化け物達が放つ当たると硝子の塊みたいになっちまう白い糸が飛び出した。其処は瞬時に糸の結晶に固まっちまったよ」
ジバニャン「どうやって倒したんだニャ？敵と融合してるんじゃ、下手に攻撃したらルキアまで傷付けるニャ」
ウィスパー「ええ。第一貴方は代行です。死神の修行は兎も角正式な勉強はしていない筈。鬼道も使えないなら捕まえる事すら難しいでしょう」
それ以前に一護は、ナルトのように内包する力が桁外れな為、危険なのだ
ケータ「ウィスパー、鬼道って何？」
ウィスパー「鬼道って言うのはですね、死神の操る力の一つで、高尚な呪術です。攻撃系の破道と捕縛や拘束系の縛道があります」
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みこち(プロフ) - 饅頭さん» 勢いで書いてますが如何ですか？まだまだ書きます！ (2021年6月19日 17時) (
レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - 饅頭さん» 妖怪ウオッチ誕生の秘密だニャン！が一番好きですね。コアラニャンの奴も感動しました。生きたぬいぐるみが持ち主を愛して助けようとした。素晴らしいです。ブリーチは、姉弟が死ぬ場面は泣き崩れました。まさか、ルキアがあんな風に泣くなんて思わなかったので (2021年5月25日 20時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
饅頭 - 第２弾のエンマ大王と5つの物語です！みこちさんは、一番好きな妖怪ウォッチの映画は何ですか？ (2021年5月25日 18時) (レス) id: d3fe79fcb9 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - 饅頭さん» 因みに、一番お好きな妖怪ウオッチの映画は何ですか？ (2021年5月25日 15時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - 饅頭さん» 長らくお待たせして申し訳ありません。頑張って書きますね！他の作品も、出来ましたら是非お楽しみください。 (2021年5月20日 10時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みこち x他1人 | 作成日時：2020年1月22日 21時
