妖魔界へ(36) ページ36
(済みません。面倒なので、一護が回想に参加している型で書きます)
あろう事か、背中からケータとウィスパー目掛けて(狙った訳では無いが)ぶっ倒れてきた。
ケータ・ウィスパー「「うわわわーっ！！来るな来るなーっ！！』』
大慌てで両手を前で振りながら叫ぶ(相手が聞くわけは無いが)。
一護「んな事言ったって倒れるもんが止まるわけねぇだろ…』
ズズウゥゥンッ！！
ケータ達はすんでの所で躱した。顔面蒼白で突っ立っている。まあ無理も無いが。
ぶっ倒れていた巨大怪魔は唸りながら躰を起こすや、視界に捕らえたフユニャンを捕まえようと滅茶苦茶にパンチを繰り出し始めた。
ガッ！
フユニャン「ぐあっ！」
拳が擦り、張り出しの鉄板の床に叩き付けられる。だがフユニャンは、直ぐに空中に跳ね上がる。何とか隙を探ろうと巨大怪魔の周りを飛び回る
ビュッ！シュッ！！
打ち出される巨大怪魔の拳が空を切る度に、辺りに強い風が舞う
一護「見てられねえな…俺なら卍解すればあの位の木偶の坊なら一撃で…！」
再び拳がフユニャンに迫って来た
ケイゾウ「フユニャン！」
心配そうな声で呼び掛けるケイゾウ。
行かなければ！踏み出そうとするが、足が動かない。見れば、自分の足は小刻みに震えている。
一護「おい、どうした？…っ！まさかお前…！」
そう、ケイゾウはウバウネ達の罠で友達を助けられなかったのだ。勿論怪魔に動きを封じられていたせいだ。怯えていた訳では無い。
しかし、人間は一度強いトラウマや恐怖に囚われると、無意識に躰が動きを止めてしまう事があるのだ。一護にも経験がある。虚化の制御を習得する以前、何度か虚に浸食され掛けて似たような事になりかけたのだ。
一護「馬鹿野郎っ！！」
ケイゾウ「っ！？」
一護「迷うな、逃げるな！今お前が本当にやりたい事は、やるべき事は何だよ！判ってる筈だ！踏み出せ！フユニャンだって言ってたろうが！」
一護の声に叱咤され、ケイゾウはケイゾウの意志を拒むかのように震えるのを止めない脚に必死に呼び掛ける。
ケイゾウ「くそったれ…動け…動けよ…！動けったら！！」
巨大怪魔に拳をぶち当てられた柱が次々に倒壊していく。フユニャンは何とか躱していたが、遂に拳にまともに叩かれ、床に叩き付けられた。巨大怪魔が止めを刺さんと両の拳を組んで頭上に振り上げた。
一護「チッ！ヤバい！」
ケイゾウの脳裏に救えなかった友達が、去り際に目に浮かべていた涙が浮かんだ。そう、彼も本当は、
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みこち(プロフ) - 饅頭さん» 勢いで書いてますが如何ですか？まだまだ書きます！ (2021年6月19日 17時) (
レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - 饅頭さん» 妖怪ウオッチ誕生の秘密だニャン！が一番好きですね。コアラニャンの奴も感動しました。生きたぬいぐるみが持ち主を愛して助けようとした。素晴らしいです。ブリーチは、姉弟が死ぬ場面は泣き崩れました。まさか、ルキアがあんな風に泣くなんて思わなかったので (2021年5月25日 20時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
饅頭 - 第２弾のエンマ大王と5つの物語です！みこちさんは、一番好きな妖怪ウォッチの映画は何ですか？ (2021年5月25日 18時) (レス) id: d3fe79fcb9 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - 饅頭さん» 因みに、一番お好きな妖怪ウオッチの映画は何ですか？ (2021年5月25日 15時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - 饅頭さん» 長らくお待たせして申し訳ありません。頑張って書きますね！他の作品も、出来ましたら是非お楽しみください。 (2021年5月20日 10時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みこち x他1人 | 作成日時：2020年1月22日 21時
