妖魔界ヘ(35) ページ35
ウバウネ「フンッ！！ぐぬぬぬ…！！！』
何とそのままいきみはじめたのだ。まるで激おこのいかりや長介みたいな表情で、見る間に顔が真っ赤になり始める。両の鼻の穴から蒸気機関車みたいに突風を噴き出している。こんな場面で無ければ、皆笑い死にしているだろう。
すると…
バフッ！！
特大のおならと共に、七色に光る管みたいな物が尻から出てくる。みるみる伸びていく。
一護「う…オゲぇ…えんがちょーッ！！』
確かに…、誰がどう見てもこれはう⭕こであろう。ケータ達や檻の中のジバニャンまで顔を派手に引きつらせて鼻を摘まんでいる始末である
しかし、お巫山戯モードは其処までだった。光る管は空中で固まり始めると、何と巨大な１体の怪魔へとその姿を変えた。
巨大怪魔「グオォォォーッ！！』
筋肉質で、見るからに強そうである。因みに背丈は軽く７〜8メートルある。
一護「なっ…！？』
ケイゾウとフユニャンも一護と同じ表情だ。冷や汗をかいて「何だ此奴は！』という顔で巨大怪魔を見ている。
一護「おい嘘だろ…こんなんありかよ？！』
残念ながら、これは断じて嘘でも冗談等でも無い！
ウバウネは向き直ると、杖先をケータ達に向けて巨大怪魔に指令を下した。
ウバウネ「やっておしまいだよーん！』
グワアアアーッ！！
畏まりましたと言うように雄叫びを上げ、両の腕をゴリラのドラミングのように胸に激しく打ち付けるや、巨大怪魔は猛然と襲い掛かって来た。
じ、冗談では無い！こんなデカ物どうやって倒せと言うのだ！
巨大怪魔は腰を屈めるや、
バッ！
何と跳躍し、天井まで跳んだのだ。そのまま何と右腕をケイゾウとフユニャン目掛けて振り上げたまま落下して来た。
ケイゾウ「わあっ！』
フユニャン「いかんっ！躱せっ！』
ドガアアアッ！！
二人は辛うじて避けはしたものの、硬い表情のままだ。
激しい砂煙が舞い上がる。床のコンクリートも無残にヒビが入ってしまった。
ウィスパー「な、何て馬鹿力ですあのゴリラ…』
当たり前だ。あんな物を直撃されたらまず助からない。大体あの図体で、どうやったらあんなジャンプが出来ると言うのだ！あれならスピードも見たままの筈が在るまい。
ケータ「ど、どうしよう！』
フユニャンは巨大怪魔の前に飛んでいき、
フユニャン「ど根性ストレート肉球っ！！』
バキッ！
巨大怪魔「グワッ！？』
妖力を込めたパンチだ。流石に受け流すとはいかず、吹っ飛ばし効果でよろけ、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みこち(プロフ) - 饅頭さん» 勢いで書いてますが如何ですか？まだまだ書きます！ (2021年6月19日 17時) (
レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - 饅頭さん» 妖怪ウオッチ誕生の秘密だニャン！が一番好きですね。コアラニャンの奴も感動しました。生きたぬいぐるみが持ち主を愛して助けようとした。素晴らしいです。ブリーチは、姉弟が死ぬ場面は泣き崩れました。まさか、ルキアがあんな風に泣くなんて思わなかったので (2021年5月25日 20時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
饅頭 - 第２弾のエンマ大王と5つの物語です！みこちさんは、一番好きな妖怪ウォッチの映画は何ですか？ (2021年5月25日 18時) (レス) id: d3fe79fcb9 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - 饅頭さん» 因みに、一番お好きな妖怪ウオッチの映画は何ですか？ (2021年5月25日 15時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - 饅頭さん» 長らくお待たせして申し訳ありません。頑張って書きますね！他の作品も、出来ましたら是非お楽しみください。 (2021年5月20日 10時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みこち x他1人 | 作成日時：2020年1月22日 21時
