妖怪ウオッチ×ブリーチ異聞録続編

妖魔界ヘ(34) ページ34

ケータ「一護さん有難う！」

一護「いや、前に親父の奴が風呂に間違えて腕時計付けたまま入ってさ、あの時は親父素っ裸で風呂から飛び出すなりわめき散らしながら部屋ん中爆走しやがって。

一心「儂の時計がーッ！！」

夏梨の奴に怒鳴られてさ。今思い出しても爆笑だったぜ」

だが、

ドシャアッ！

ウィスパー「わわーっ！？」

見れば、キン・ギンが頭に怒りの四つ角を出して完全な激おこモードだ。手を翳して光る衝撃波をケータ達目掛けて何発も撃ち出して来た。

ケータ「わわっ！あ、あのちょっと落ち着いて…」

キン・ギン「「知るか喰らえーッ！！」」

バシッ！！ズバッ！ドドド…！！

狙いも糞も無い。完全に目眩撃ちである。ケータ達はあたふたと必死に逃げ躱す。

一護「あーあ、ありゃ完全にブチ切れてやがるな。しばらく止まらねえぞ」

ウィスパー「あのですね！元はと言えば誰のせいだと…！わあっ！？」

バシュッ！

床に穴が開く。

ケイゾウ「早くしなけりゃ別の意味でヤバいな、ッ！おっと！」

八つ当たり攻撃は一向にや止む気配無しだ

走るケイゾウにキンが追い縋る。衝撃波を放って来た

バスッ！

衝撃波をまともに浴び、手摺りまで弾き飛ばされる

ガッ！

ケイゾウ「あぐっ！」

背中を酷く打ち付けた。躰が動かない。キンがチャンスとばかりに衝撃波を放とうとした。

一護「ヤバい！逃げろケイゾウ！」

バシッ！衝撃波が放たれる。間に合わない！

だが、

シュバッ！

何者かがケイゾウを歯車を楯代わりにして護った

一護「誰だ…あっ！お前は！」

ケイゾウ「フユニャン！」

フユニャンはケイゾウの方を向き、

フユニャン「遅れて済まん。怪我は無いか」

ケイゾウ「ああ、どうって事無い！」

フユニャンには怪我らしい怪我は無い。あの数の怪魔達をかすり傷すら負わずに片付けたと言うのか

フユニャンを見たウバウネは悔しげにしたが、ふと思いついた顔をすると、

ウバウネ「キン・ギン！其処から離れるんだよーん！」

キン・ギン「「はっ…？！畏まりました！」」

二人は飛び離れる。するとウバウネは

ウバウネ「フン！」

何と、背中を向けてしゃがむ。いや、其処までは良い。何と俗に言う(ウンチングスタイル)になったのだ。着物の裾までまくり上げた。

「「「「「「え”っ！？』』』』』』

ウバウネ達以外の全員が「は？！』みたいな顔で固まる。当たり前だ。

一護「何する気だよあの婆…幾ら敵だって女が人前でやるかよあんなカッコ…』

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