妖魔界へ(3) ページ3
ジバニャンは屋台に駆け寄ったが、何と丁度最後の1本が売れてしまっていた。
ジバニャン「あーっ!俺っちのチョコボーが!酷いニャ酷いニャーッ!」
ジバニャンは幼児みたいに仰向けで手足をバタバタさせて駄々を捏ね始めた。
ケータ「止めてよジバニャン!幼稚園児じゃ在るまいし!笑われてるじゃ無いか」
其処に、不意に青い影が現れた。紅いマントを着けている。手にしたピコハンでジバニャンの頭を叩き、
?「男が喚くな、見苦しい」
ジバニャンがポカンとしていると、
?「何を呆けている?構えもせずに」
ジバニャンは相手に顔を向け、「お前は!」という顔になる。
?「どんな困難にも黙って耐えろ。お前は其れで男の積もりか?鈍い、弱い、未熟。そんな者は男では無い!」
一護「おい、誰だよあの青い奴?何か聞いたような台詞言ってるが…?」
ジバニャン「フユニャン!いきなり何だニャ?痛いニャ!」
フユニャン「進め!男なら、男に産まれたなら、それ以外の道等無い。掛かって来い!ジバニャン。お前の力を見せてみろ!」
そこで、ウィスパーがトントンとフユニャンの背中を叩き、
ウィスパー「もしもし?この番組は何時から鬼滅の刃になったんです?アンタはフユニャンでしょ!錆兎じゃ無いでしょうがっ!幾ら声が同じだからって!」
フユニャン「判ってる。軽いジョークだ。久しぶりだな。其奴(一護)は誰だ?」
ケータ「一護さんって言うんだよ。少し前に知り合ってね。凄いんだ。死神の力が使えるんだよ。この世界を見せたくて案内してるんだ」
フユニャン「そうなのか、ご挨拶が遅れた。俺の名はフユニャン、ケータの祖父であったケイゾウの友達妖怪だ!」
一護「ケータの爺さんの友達妖怪?そうか、俺は黒崎一護だ。ん?「だった」って…」
ケータ「俺のじいちゃんは、俺が産まれる前に亡くなったんです。但、会ったことはあるんです」
一護「えっ?」
ウィスパー「ああ、其れはですね、実は以前に、妖怪ウォッチの存在自体をを消そうとしていた「ウバウネ」って妖怪と戦ったんですが、其奴を何とかするためにフユニャンが助けを求めに現れて、ケータ君のお爺さんのケイゾウさんがケータ君と同い年の頃の時代まで行ってケイゾウさんに会ったんですよ。ケイゾウさんは実は、妖怪ウォッチを最初に作り上げた方なんです」
一護「何?おい、そんな事どうやってやったんだよ!時間を戻る力を使う妖怪の力でも借りたのか?話からして、そのウバウネとか言う妖怪は」
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みこち(プロフ) - 饅頭さん» 勢いで書いてますが如何ですか?まだまだ書きます! (2021年6月19日 17時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - 饅頭さん» 妖怪ウオッチ誕生の秘密だニャン!が一番好きですね。コアラニャンの奴も感動しました。生きたぬいぐるみが持ち主を愛して助けようとした。素晴らしいです。ブリーチは、姉弟が死ぬ場面は泣き崩れました。まさか、ルキアがあんな風に泣くなんて思わなかったので (2021年5月25日 20時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
饅頭 - 第2弾のエンマ大王と5つの物語です!みこちさんは、一番好きな妖怪ウォッチの映画は何ですか? (2021年5月25日 18時) (レス) id: d3fe79fcb9 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - 饅頭さん» 因みに、一番お好きな妖怪ウオッチの映画は何ですか? (2021年5月25日 15時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - 饅頭さん» 長らくお待たせして申し訳ありません。頑張って書きますね!他の作品も、出来ましたら是非お楽しみください。 (2021年5月20日 10時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みこち x他1人 | 作成日時:2020年1月22日 21時