妖怪ウオッチ×ブリーチ異聞録続編

妖魔界へ ページ1

ウィスパー「一護さん、妖魔界へ行きませんか？」

一護「何？行けるのか？って、大丈夫なのかよ？」

ケータ「えっ？何がですが？」

ウィスパー「もしかして、「勝手に入ったら「侵入者扱いされて捕縛されるんじゃないか」って思ってます？其れなら大丈夫ですよ。妖魔界は尸魂界とは違います。人間だって生きたまま普通にお客様として入れます」

ジバニャン「尸魂界はそうじゃないのかニャ？」

一護「ああ。あっちはな、生きた人間は「旅過」って呼ばれてて、死なないままで行った奴等は不吉を招くって、問答無用で捕縛しろって事になってんだ」

ケータ「じゃあ、ルキアさんを助けに向かった時に追い回されたって言うのは、初めから侵入者として見られてたって事だったんですか？」

ジバニャン「そりゃそうニャ。潜入するのにまさか入って直ぐに「俺っち達は死刑囚を助け出しに来たニャ！」何て触れ回りながら走ってたら馬鹿丸出しだニャ！其れこそ「俺達は不審者だから捕まえて下さい」って言ってるのと同じだニャ」

其れを聞いた一護はきまり悪そうに、

一護「あのな…、俺達その時、最初に見つかってからすぐに、ルキアを助け出しに来たって奴ら(死神達)に話しちまったんだ…、夜一さんにも呆れた奴だって言われちまってさ…」

ウィスパー「え“…」

ジバニャン「夜一さんって誰だニャ？」

一護「さっき話した裏原さんの知り合いでな。向こうじゃかなり名の知れた人だ。一緒に来てくれたんだよ。俺に卍解を教えてくれた人だ。この人だよ」

一護はスマホを出すと、夜一の写真を画面に出し、ジバニャン達に見せた。

ジバニャン「綺麗な人だニャ」

ケータ「本当だ。日焼けした肌だね。まるでモデルみたいにスタイルが抜群だ」

ウィスパー「褐色の肌…金色の瞳…紫の髪…！あ、あの。一護さん？この方ってもしかして、性は「四楓院」っておっしゃるのでは？」

一護「知ってんのか？」

ウィスパー「ええ。お会いしたことは在りませんが、妖怪パットで前に見たことが…、確か、護廷十三隊の前の二番隊隊長で、隠密機動総括軍団長だと…。確か、反乱の疑いを掛けられて、当時の技術開発局の局長(裏原)共々追放されたとか記されてましたが…？」

ジバニャン「えっ？じゃあ犯罪者だったのかニャ？」

一護「違ぇよ！愛染に嵌められただけなんだよ。自分達の野望にいち早く感付かれてヤバいって思われたらしくてな。奴等が手を回したんだ。四十六室にチクられて逃げるしか無くなったらしい」

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