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サボり系男子×世話焼き系女子 ページ3

「しょーご君、みっけ♪」

眩しい陽の光を遮る物を感じ、そろりと目を開けると反対向きで覗き込んでるアイツ。…A。

「…げ、Aかよ。」

「げってなんなのさ〜、折角呼びに来てあげたのに酷いなあ?」

「誰も頼んでねぇつうの…白色のカノジョさん?」

「……?………あっ!?」

途中で気付いたのか顔を赤く染めながらスカートを抑え、こっちを睨むA。
そんな風に睨まれても怖くねぇっての。

「変態……」

「カレシなんだから別に良いだろ?」

「そ、そう…だけど良くないんだよっ!…って、こんな話をしに来たんじゃないの!」

まだスカートを抑えながら座り込んで話を続け出す。
この続きはいつものアレだろうな。

「…さ、早く部活行こっ?」

「嫌だ。」

ふいっと顔を背けいつもの言葉にいつもの返答をするも、ゆさゆさと俺の身体を揺さぶる。

「意地張ってないで早く行こうよ、また怒られるよ〜?」

「練習なんかしなくたって勝てるんだから別に良いだろ…」

「……前黄瀬君に負けた癖に?」

「………」

俺が本気出せばアイツなんてすぐ倒せるっての。
テンポの悪い揺さぶりに気分が悪くなって来て渋々身体を起こすと、ぱあっと顔を輝かせるA。…を抱き寄せ、ごろんとまた横に転がる。
Aはというと、ひぎゃあ!?と色気もねぇ声出して固まっていた。

「ちょ、え…!?や、あの離して下されますですか…!?」

「何言ってんのか分かんねぇよバァカ」

「ひいい耳元で喋んないでぞわぞわする…っ」

まだ何か言ってるのを無視して力を強めて更に近くに寄せる。
イイ匂いするしあったけぇしもう1回寝るか…。
またうとうとと微睡み掛けた時、やっと静かになったAが、蚊の鳴くような声で呟いた。


「……祥吾くんのカッコいいとこ、見たかったのにな。」


さっきまで音が鳴り響いていた屋上が静まり返る。
雰囲気をぶち壊すように、態とらしく溜息を吐くとAの身体が強ばった。
よっ、という声に合わせて起き上がり、立つと同時に抱き上げて歩き出す。

「…え、わああっ!?な、なな何ですか急にっ…!?」

「っせぇな、暴れると落とすぞ」

「大人しくしてます………で、でもどこ行くの…?」

心配そうな顔でこっちを見つめるAに、ふっと笑みが溢れた。



「……何って、見たいんだろ?オレのカッコいいとこ。」



嘘つきおさぼり。



(こう言えばなんだかんだで行ってくれるんだよね…)

(その言葉聴く為にサボってるつったら怒んだろうな…)

俺様系男子×小動物系女子→←影薄系男子×幸薄系女子(お試し読み用です。)



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りふ(プロフ) - 了解です、少々お待ち下さいませ…♪ (2018年3月11日 19時) (レス) id: 414821d1f9 (このIDを非表示/違反報告)
マナ(プロフ) - 俺様系男子(誰でも)×小動物系女子(黒子の妹で!!)黒子に忘れ物届ける所から←お願いします (2018年3月11日 18時) (レス) id: 66597b0144 (このIDを非表示/違反報告)
りふ(プロフ) - マリイ(灰崎信者)さん» 了解です、何度もすみません、ありがとうございます!早速考えますのでお待ち下さいませ…♪ (2018年3月7日 21時) (レス) id: 414821d1f9 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ(灰崎信者) - 灰崎は夢主の言う事には服従してそれ以外は原作通りで 灰崎は夢主が言ったら部活をサボらない (2018年3月7日 21時) (レス) id: 421640d4d1 (このIDを非表示/違反報告)
りふ(プロフ) - マリイ(灰崎信者)さん» ありがとうございます!そして何度も申し訳ないのですが、シチュエーションも書いて頂けますか…?本当にすみません…! (2018年3月7日 8時) (レス) id: 414821d1f9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りふ | 作成日時:2018年3月7日 3時

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